2016年04月22日

第6期 第11回ふくおかみらい塾報告

第11回ふくおか未来塾は沖縄と合同未来塾を沖縄にて開催しました。

福岡から縄田さん、長野から参加の石黒さん、沖縄の西中間(?)さんご夫妻と私の5名でした。
沖縄からは佐和田さん、石川さん、浜田さん、金城(一)さん、金城さん(智)さん、玉城さんの6名。

会場は壺川にある金城(一)さんの事務所、司会進行は金城智さんに担当をしていただきました。
最初に沖縄、福岡それぞれの活動内容を佐和田さん、貞池より報告をしました。
その後、ディベートのため5名一組のチームを編成しました。

テーマはずばり「ホワイト企業VSブラック企業」。このテーマは山田塾長が落命前に出された最後の命題でした。
ホワイト企業組は浜田さん、西中間さんご夫妻、石黒さん、玉城さんの5名。
ブラック企業組は佐和田さん、金城さん、石川さん、縄田さん、貞池の5名でした。

ディベートは4つの課題について意見がかわされました。
1、社長がいなくても会社はまわるか。
2、権限委譲はできているか。
3、経理がガラス張りになっているか。
4、給料、休日は十分出されているか。

勝敗はブラック企業の経験が浅いはずのブラック組の押しが意外に強く、金城智さんが狙った未来イズムの本質を深めるところまではいきつくことができませんでした。

結論らしきものとしては、未来イズムが何であるかはよくわからないが社員を大切にすることは重要である。
しかし、中小企業の場合はブラックの部分もときに必要であると結びました。

難しいディベートの進行役を果たされました金城(智)さん、ありがとうございました。
ディベート終了後は石川さんが経営をされている居酒屋、北の葵泉崎店にて懇親会を開催しました。
盛り上がったところで、ユタに扮した佐和田さんが山田塾長になり代わって座敷に登場。
あの世の塾長としばし交信を楽しみました。会場を提供していただいた金城(一)さん、石川さんありがとうございました。

本番、懇親会と骨折りをしていただきました金城智さん、どうもありがとうございました。

写真はユタに扮する佐和田さん、未来塾前に識名園を訪問した。
ユタとなって山田さんと交信をする佐和田さん

識名園でのひととき


  


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2016年03月18日

第6期 第10回ふくおか未来塾報告




徹底討論!「成果主義vs平等主義」

その前に西中間さんが、急遽、福岡を引き上げ沖縄に帰った話を聞くことになった。今から3年前、山田塾長に出会い「自分にはこれしかないだろう」と始めた山田流経営手法だった。それは、訪販業界では当たり前の成果主義(オール歩合制)、休日も勤務時間もあってないがごとし、徹底的に管理し、売上が上がらない社員は辞めて当然の会社経営だった。

それを塾長が書いた一冊の本に出会い、これまでの常識が一転した。「よし、山田さんが言ってることを実践してみよう!」西中間さんは1、固定給月額21万円 2、年間休日約130日 3、報連相禁止を決めた。山田流にはダメならすぐに止めればいい。西中間さんは塾長に直接尋ねた。「これでよいか」と。

現場に一切口を出さず、すべて自分たちで考えさせるようにした。先憂後楽、厳しい財務にも耐え賃金も出し続ける西中間。沖縄は彼らに任せ、自分は福岡の市場を調査し、次の展開を模索していた。ところが3年目の6月まで何とか持ちこたえていたが、それから秋口にかけて、沖縄の業績が厳しくなる。「うまくいかなかったら止める」この塾長の教えを実践する。

今、西中間さんは塾長の教えをベースに社業の立て直しに取り組んでいる。やはり、「成果主義」ではダメ。徹底的に平等主義を貫き、社員が主体性をもって働く会社づくりをしないと、社員を幸せにすることができない。西中間さんの生々しい経営体験を通して、今回のテーマ「成果主義vs平等主義」について議論を重ねた塾となった。西中間さんに感謝をしたい。  


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2016年01月13日

第6期 第8回ふくおか未来塾報告

未来イズム総点検

「常に考える、なぜ、なぜ、なぜ」
法政大学 経営革新フォーラム21ニュースレターのまとめ

企業成長の鍵は人財


①日本企業が生き残るためには発信性のある個性的な経営戦略が不可欠
新しい製品、新しいシステム、新しい経営の考え方が必要
個別の企業がそれぞれに新しい光を出さねばならない
②経営者の役割はいかに社員をやる気にさせ、新しい製品や顧客を開発してくれる良い人財を生み、育て、活用していくか。
・未来工業は意識的に他社がやらないことを率先してやり、社員のやる気を出させ潜在能力を引き出し成長してきた。
例えば
休暇 年140日 正月休みは連続19日
商品開発製本の提案制度 どんな提案でも500円 商品開発とはまずアイデア
経営の勝手連的活動多くの工場、営業所も社員が勝手に既成事実を作り、事後承諾で増やした。
会社は経営者ではなく社員が成長させるのである。したがって報連相は禁止。

少子高齢社会でマーケットが減っていく時代。当然今までの方式ではうまくいかない。
常になぜ、なぜ、なぜと考え、自社だけの製品、組織、経営のあり方を見つけ出すしか方法がないのである。


自社の取り組みを熱く語る縄田さん!

経営環境の厳しい現在社会において、護送船団方式はすでにありえないという貞池の発言に対し、「いや、護送船団方式はあります。社員にとって、会社は護送船団となり社員はぬるま湯に浸かった状態になることだってあるんです。」と縄田さんは切り出した。

そこで、社員が自ら考え行動する仕組みづくりとして2ヶ月に1回、スローガンを考える実行委員長を指名し、スローガンを決めさせすべての実施責任を委員長に持たせることにしたそうです。そうして最初に生まれたスローガンが「現状打開!」。現状打開について実行委員長を中心にみんなで考えます。

2ヶ月が経つと、今度は新しい実行委員長を指名し、最初の実行委員長はフォローをします。そして生まれたスローガンが「次代への挑戦!」だったそうです。こうして全員が実行委員長となり、実行委員長になった人は新しい実行委員長を補佐します。おかげで、社内は活性化をしコミュニケーションが円滑になり始めたそうです。

社員たち自らが、今までダメだと思ったところを改善し、各自が自分の予算を達成をしていこうと意欲的になってきたそうです。「おかげで上期はトントンで推移し、おそらく下期は予定通りの成果が出せると思いますよ。また、次年度計画も自分たちで計画し、今は新しい商品企画まで取り組むまでになっています。」と社員が自ら動き始めたことに大きな手応えを感じ、この調子でいくとしっかりしたナンバー2も順当に育つと話をされていました。


縄田さんの報告にしきりに感心をする内山さん

縄田さんの報告が火付け役となり、未来イズムの各社取り組みに議論百出となり、あっという間に終了時間となりました。

  


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2015年12月15日

第6期 第7回ふくおか未来塾報告


一昨年12月に上映された「ふるさと」のチラシ

今回の未来塾はちょっと趣向を変えて、映画「ふるさと」の上映会を開催しました。
映画「ふるさと」は今から遡ること30年前、ダムの底に沈んだ岐阜の徳山村の物
語です。原作は徳山の分校で元教師をされていた平方浩介氏。それを映画監督
の神山征二郎氏が映画化したものです。その監督の手記に当時、陰で支えてくれ
た方の名前に山田塾長が上げられています。開催された上映会のトークライブショ
ーでは雑誌「西美濃わが街」で徳山村を取材されたと人物として紹介をされていま
す。


田中氏 山田氏 平方氏の三氏で記念撮影

さて、この映画が掘り起こされたのは、森のいずみ25周年の記念行事として館長
の田中佐永子さんが企画されたものです。塾長はじめ多くの方々の支えで、見事
500名の観客を動員して、大成功に収められました。今年10月に実施した岐阜ツ
アーの二日目に森のいずみにお訪ねし、そこでイベント「ふるさと」のDVDを拝見
させていただき今回の上映会に至りました。

上映時間は106分。
主演は認知症の役を演じる加藤嘉。その息子夫婦に長門裕之と樫山文枝。豪華
キャストが大自然が破壊され、里山が無くなる村人たちの葛藤を見事に描き出す。
加藤嘉の迫真の演技に心を吸い込まれ、私たちが直面する環境問題、介護問題、
限界集落などに深く突き刺さる映画だった。
  


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2015年11月10日

第6期 第6回ふくおか未来塾 報告

2015年11月9日(月)
ふくおか未来塾

テーマ 「社内での経理は従業員にオープンになっているかどうか」

このテーマは「いい会社大切にされる会社をめざすための25項目」の16番目に書かれている。このことに塾長が直接触れられたことはないように思うが、16番目に15番目の信用調査会社の評点は高いかと同じテーマと書かれている。この信用調査会社のことはよく話をされていた。調査会社が調べにきて、なぜ最後まできちんと数字を出さないか、不思議でならないとおっしゃっていた。

本にも書かれているように「そもそも会社の経理内容なんて秘密にしても意味がない。信用調査会社に堂々とオープンにするのも社員に対して透明性を高めるのも同じことである。そして透明性が高まれば当然、社員の会社に対する信頼度も高まることになる。同様によく言われていたのは同友会の全国大会のガイドに会社の年商と経常利益が書かれてないのもおかしいとおっしゃっていた。特に4000万の利益も出せない零細企業に報告なんかさせるなよと、毒舌とも思われるようなことを平気でおっしゃっていたのが印象に残っている。このことからしても、塾長は経営は金儲けであることをはっきりとうたっている。

さて、ここで見せられない理由を考えてみたい。①赤字体質でこんなのを見せたら従業員が不安になって逃げてしまう。 ②公私混同の体質がはびこっており、ひと目でお金の使いみちが不明瞭になっている。③明らかに儲かっているのに自分たちに還元されていない。④おまけに会社に出てこない名前だけの専務(奥さん)に多額の給与が支払われている。⑤社員が交際費を使うときは厳しく言うくせに、自分は不必要に交際費を使っているなど。

こうして心ある社員の不信感は募り、会社を辞めていく。普段からきちんと説明責任が果たせる決算内容にしておくべきであろう。例えば、3月にベンチマークをした鐘川製作所さんも、社長の報酬には借り入れ保証の●%が含まれている。そのことをきちんと社員にも説明をしているとおっしゃっていた。投資育成会社の投資を得ることにより、より公器としての企業であることを社内外にアピールされている。このような姿勢が、社員の主体性とやる気の源となっている。

私の会社もオープンにしている。ただし、役員報酬は給与といっしょにしている。毎月、月初の会議で損益を報告している。リーマン後、経営が一段と厳しくなって以来、社員の月次に対す問題意識は高まっている。また、昨年より同業間の競争が一段と厳しくなり、赤字体質へ逆戻りしているため、従業員の不安は高まってきている。このような時でもきちんと報告をして、それぞれの部署に奮起を促している。
熱心に議論する未来塾メンバー

西中間さん

数字は3年前からオープンにしているが、社員は私の報酬の部分だけを見ている。しかも去年のボーナスのときには社長、ちゃんとボーナス資金は確保できてますね。と資金繰りのことは考えずに言ってくれる。いずれにしても、時間をかけて自ら考える社員になってもらうしかないと考えていますよ。

縄田さん

うちも経理はガラス張りにしている。売上はそこそこ確保できているのに経費を使いすぎるので、寸前のところで赤字決算になるところだった。今期は原則交際費を一切認めないようにしている。黒字にすることでボーナスや昇給に直結することがわかれば社員のムードも上がってくる。7月から2ヶ月ごとにスローガンを自分たちで決めて取り組んでいる。先々、自分たちで経営を考えられるように組織をフラットにしていくつもりだ。仕事を可視化することで、お互いのことがよくわかるようになる。

吉住さん

今の会社はクローズで、会社の経営状態はわれわれにはわからない。7年前までは業界は伸びていて、その時は利益配分を会社、トップ、社員で3等分にしていた。それなりにわかりやすかった。今は社内代理店のような動きをしているので、どんな内容になっているかはわからない。会社というのは完全歩合制で仕事をやっているが、社員の賃金は固定費というのが、経営者の大変なところだと思う。やはり、会社の経理はオープンがいい。





  


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2015年10月20日

第6期第5回 ふくおか未来塾in岐阜

未来工業訪問レポート

私がレポートした原です。みんさん、よろしく!
私がレポートを担当した原です。みなさん、よろしく!

2015年10月9日、今回は2回目の未来工業訪問だ。
前回参加した2012年は山田塾長もまだお元気でしたが、今回は
昨年のお別れの会後初めての視察ということで、私の中では未来
工業がどう変わっていくのかをこの目で確かめたいという思いで参
加を決めた。

まずは社員食堂でおいしい昼食を頂いた後、阪本課長に工場内を
案内して頂いた。この夏大手空調機メーカーの工場を視察する機
会があったが、2回目の未来工業工場見学でまず感じたのがオー
プンで自由な雰囲気。マニュアルに沿って徹底的に目標台数を分
単位で管理していた大手空調機メーカー工場にも感心したが、未
来工業では従業員が自分の判断と時間管理で自発的に動いてい
るように感じる。すべての従業員が職人であり責任者であり社長の
ようだ。また我々見学者の自由度も大きく、従業員の方々との距離
の近さも感じた。

提案件数で勝負!常に考えるを実践してます。
提案件数で勝負!常に考えるを実践しています。


シェア80%のスイッチボックスは多品種
シェア8割のスイッチボックスは多品種


次に会議室にて山田社長と未来工業について直接お話する機会を
頂いた。
まずはグループ会社神保電気の社長時代の話。もともと経営が傾
いた会社をM&Aによってグループ化した会社で、未来工業のユニ
ーク経営とは違う会社への出向ということで、残業をしなくても利益
を出すことができるという未来工業のやり方を伝え続けたらしい。そ
して残業をしないことで利益を削らなくて済み、短時間集中で効率
を上げていった結果、過去最高利益を残すことができたとのこと。利
益を出すことで社員に分配し、皆で幸せになる、そのための会社だ
という思いをお聴きした。

未来鍋を囲んで山田社長へ質問攻めの原さん!
未来鍋を囲んで山田社長に質問攻めの原です。



次に報連相禁止について。
「報連相」というのはもともとある会社がキャンペーンでそのネーミ
ングを使い出し、その会社も有名になった。その後、その会社はど
うなったのか?倒産して無くなったとのこと。今、多くの会社はその
倒産した会社が徹底していたことをやっている。「報連相を徹底しよ
う!」とやらされてる感の中で社員は120%働けるのか?また上
司は情報が「報連相」によって集まることで勘違いしてしまう。本来
であれば、現場に行き自分で確かめることが重要であるのに、報
連相だけで済ませてしまうということが起こる。そういうのを回避す
るために未来工業は「報連相」と言うキャンペーンを止めた。また他
がやらないことをやるという理由もあったとのこと。
部下を信用してない、上司に信用されてないことの表れが「報連相」
の徹底かもしれない。

事業を後継する立場で山田社長の話を聞き逃さない原さん!
後継者の立場でも、山田社長の話は聞き逃さない。


最後に未来工業の今後の課題について。
現在の未来工業で一番大きな課題が70歳定年制度による高齢
化。毎年1億円超の人件費が上がり、現在一番層の厚い40代が
60歳を過ぎたころは崩壊してしまうリスクがあるようだ。売上を伸
ばして利益を残さないとこの制度は維持できないという現状をお聴
きした。
また神保電気に出向した6年間でカチカチの別会社になっていたと
のこと。今、山田社長は経営者としてそのカチカチになっている会
社をもみほぐし、昔の柔らかい会社に戻そうと動かれていた。
そして、ここ数年新陳代謝をしていない影響か現在約240億円前
後で伸びていない未来工業の売上を、まずは単体で300億円ま
で持っていきたいとのことだった。
今回のお話をお聴きして、未来イズムの良い部分は継承しながら
も、今後も変化と差別化を進めていく山田社長の高い志を感じた。

日本でも珍しい、私設文庫 森のいずみ
日本でも珍しい私設文庫 森のいずみにて

翌日10日は岐阜の昭和技研の田中さんに大垣市にある私設文
庫「森のいずみ」を案内して頂いた。田中さんのお母様が私財を
投じ始められた親と子供が一緒になって楽しめる図書館で、現在
は田中さんが運営されている。図書館だけではなく、読み聞かせ
やお芝居、コンサートなども定期的に行っているそうだ。同敷地内
に今年6月にオープンした新築のホールでは、現在はダムに沈ん
でしまった岐阜県徳山村を舞台にした映画「ふるさと」を田中さん
が実行委員長として大垣で30年ぶりに上映されるまでの経緯を
お聞きしたり、田中お兄さんとの兄妹によるプチコンサートを間近
で体感したりと、贅沢で内容の濃い時間を頂戴しました。
このような文化活動はそれに関わる人の心を豊かにするだけでは
なく、関わった人がさらに発信していくことで、伝播しその輪が拡
がっていく。それは未来工業の活動に通じるものを感じた。

ミニコンサートが始まった!ラッキー
ミニコンサートが始まった!ラッキー


今回の訪問で僕らはますます未来工業のファンになっただけでな
く、「森のいずみ」のファンにもなってしまった。

最後に、お忙しい中ふくおか未来塾をお迎えして頂いた、山田社
長、阪本課長、田中佐栄子さん、田中お兄さんと家族の皆様、本
当にありがとうございました。


玄関先のウェルカムボードに感動!
玄関先のウェルカムボードはさすがです。



日西物流株式会社
原 隆史
  


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2015年09月17日

第6期 第4回ふくおか未来塾

熱心に討論をする未来塾生

今回のテーマは「社員のやる気を出させる工夫」

 経営というものは「経験則」があってはじめて成立するもんや。経験がないのに、ものごとを判断するのがいちばん怖いことだ。例えば、よく引き合いに出されたのは週休2日制。
未来工業は早くから週休2日制を導入していた。その話を聞いた中小企業の社長は「山田さんの会社だからできる。もし、うちの会社で週休2日を導入したら、売上が落ちてしまう」と散々聞かされてきた。そんなとき「お前さんの会社は週休2日をやったこともないのに、そんな情けないことを言うなよ。まず、やってみてダメならすぐやめたらよいではないか」「何も一度に週休2日をやれとは言ってない。岐阜同友会の仲間の会社では、今年はまず土曜を1日休んでみよう。それでやれたら次の年はもう一日増やそう。そうして取り組みを初めて完全週休2日にしてしもうたではないか。しかも、過去最高の利益をだしてしまった。」「まずはやってみること。そして、なんでもいきなりやるんではなく、やれるところから取り組んでみることだ。」

 山田塾長の口癖のひとつ、経営者は空想家が多い。やったこともないことを空想して答えを出そうとする。それをはじめに触れたように「経験がないのに、ものごとを判断するのが経営の中で一番怖いこと」と言っている。ここが未来イズムの重要ポイントのひとつになる。未来イズムは実践経営学だ。だから、山田塾長はやってみてダメだったらすぐに止めたらいいと事も無げに言う。全員休みを取っての社員旅行も経営課題を社員に投げかけている。私たちなら、そんなことをしたらお客様に迷惑がかかる。お客様が離れる。売上が落ちる。と、やりもしないのに想像をして実践をしようとしない。やると決めて、あとはどうしたらやれるかを社員に考えさせる。お客様への対応、売上を落とさずにやる方法など。

 できの悪い社長は「戦略」と「戦術」どちらを選ぶべきか。それは「戦略」を選ぶべき。つまり「売らせろ、買わせろ、作らせろ」ということだ。いかに商品をうまく売るか、いかに安く仕入れるか、いかにいいものをつくるかなどは個々の戦術であってあくまでも社員がやるべきことである。その代わり、社長たるもの「戦略は命を賭けて一生懸命やらなければならない。」戦略の基本は差別化だ。ものづくりの差別化、販売の方法論の差別化、社員を引っ張るリーダーシップまですべてを差別化しなければならないのである。それは生半可なことでできることではない。だから、社長はしっかり勉強しろ、社員は働きなさいと。ところが、たいがいの社長は現場をやりたがる。先頭にたってすべてをやりたがる。それが大きな失敗の原因となる。

 以上のレポートをもとに、塾生による議論がスタートした。最初に口火を切ったのは内山さん。社内文書一つでも、自分で工夫して出させるのはなかなか難しい。やはり全社的な底上げが必要になる。どうしたら、底上げができるか、そこが課題になる。すると、西中間さんが塾長はすべてを任せる。管理しないことを教えている。自分は胃の痛い思いをしながら、それを実践している。先だって、現社長が沖縄に来られた。その時にあまりに成績が悪い社員に反省を促した。そのことを山田雅裕社長に軽く話をしてみたら「西中間さん、楽をされましたね」とするどく指摘をされた。「言いたいのじっと我慢して見守る。10年も辛抱すれば大丈夫」と言われた。こんな会社の状態で果たして10年待てるのだろうか。そんなふうにも思ったが、片方では1年にも満たない新人が成績を上げてきている。基本的な商品知識以外、何も教えない。「自分で考え自分で行動する、それでちゃんとした売上をあげてきたんですよ。」塾長の教えはこれだなと確信した。

 業界では考えられない完全固定給制度、しかも初任給は沖縄でもトップクラス。年間休日も140日を超え、有給休暇も完全取得をさせている。これは完全に追い込み漁だ。先にエサを与え、とことん自分で考えさせて仕事を生み出す。仕事に主体的に取り組むような社員が育成されてくる。また、そのようになるまでトップは一切口を出さない。西中間さんは口を出さないばかりか、会社に顔も出さないそうだ。最近、採用した事務員も1年も満たないのに部長に抜擢した。その社員は高校で簿記の資格を取っただけで、実務の経験はないのに今では一端に経理事務をこなしている。社員も奥さんが事務をやっているときよりも協力的だと社員たちの変貌に驚いている。

 「西中間さん、会社に出ないんでは社員とのコミュニケーションができないじゃないですか?」と原さんが突っ込む。コミュニケーションは必要ないですね。もともと社員はコミュニケーションなんかは求めていません。その証拠にビーチパーティをやる時でも、自分にスケジュールが入っている日を選んで、「社長、ビーチパーティ参加しますか?」とくる(笑)。社員の本音は社長の顔をみたくないんだよな。未来イズムに取り組む前は飲みに行ってましたよ。「じゃあ、頑張った人に声をかけたり、なかなか結果がでない人を指導したりもしないんですか」と今度は吉住さんが突っ込む。「しませんね。」すると「やっぱり社員は頑張った時は社長から声をかけられると嬉しいもんです。さらにがんばろうって気になりますよ。できないときもちょっとしたヒントでできるようになるかもしれない。やはり、コミュニュケーションが必要な人はいますよ。」「私はしませんね。すべて管理することに結びつきますからね。管理されると自分で考えようとしなくなります。そこをグッと我慢するんです。だから、福岡でやる未来塾に救われています。沖縄を離れられますかね(笑)」。西中間さんは山田さんの本を繰り返し読み、またテープを何度も聞いては山田塾長になりきろうとしている。

 これから福岡進出も計画している。未来イズムに徹して、先憂後楽でエサを徹底的に与えて「社員のやる気を出させたい」。自分は営業が得意で、自分の食い扶持くらいはいくらでも稼げる。しかし、それではいつまでたっても会社にはならない。これまでも優秀な人材を多く辞めさせてきた。人が辞めていく会社もダメ、人が自ら育つ環境でないと大きな成長はつながらない。会社や社長はどうでもいい。社員が本当にやる気が出せる会社を作ることが大切ではないかと思っている。奥さんも経営に迷いが出た時には夜中でもカンブリア宮殿を何度も見ているそうだ。このテープを見ると落ち着いて眠れるらしい。恐れいりました。
  


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2015年08月11日

第6期 第3回ふくおか未来塾報告

今回のテーマは「どんな業界でも1社ではまかないきれない需要はある」

これは塾長が口癖のようにおっしゃっていたことの一つだ。創業以来、黒字
でなおかつ経常が20%の時代もあった。それだけに説得力がある。

特に私は求人情報誌の発行をしている関係で、景気の動きに敏感に影響を
受ける。現にリーマン・ショックの際は業界全体が前年を50%下回る求人件数

まで落ち込んだ。大手は、すぐに不採算地域は撤退をしたり、版を減らす、人
員をカットするなどの手を打てるが、地元の我々はそうはいかない。

すると、市場の規模に合わせて求人取扱件数も売上も縮小し、経営自体が厳
しくなる。そんな時に塾長から指摘されるのだ。「おめえなぁ、市場がなくなった

って言うけど、今の求人がおまえのところに全部、来たら1社でまかないきれる
のか?うちだって、どんなに新築需要が減ったって、全部注文がうちにきたら

まかないきれないな。だから景気が悪いなんて言わないことだな。自分に能力
がないから、シェアが取れないだけの話。」これを言われる度にギャフンとなる。

確かにその通りだ。あぱぱが他社に圧倒して強い媒体であれば、どんなに不況
でも、どんなに競争状態でも、十分戦えるだけのマーケットはある。

塾長はそのためには「いい商品をつくれ」「いい商品をつくって高く売れ」「お客の
あらゆる要望に応えるようにしろ」「しっかり差別化をしろ」などと。

昨日は当社の資料を準備して、みなさんを待っていたがあいにく参加者がなく
一人で、準備も含め今回のテーマを考えてみた。それもよいことだ。  


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2015年07月21日

第6期 第1回および第2回報告

第6期がスタートしました。
人数が少なくとも、山田塾長が唱えてきた未来イズムを実践を通じて後世に繋
ぐ。そんな思いをこめて、スタートを切りました。

第1回はふくおか未来塾、塾長最後の卓話と2013年10月のふくおか未来塾in
岐阜をテープ取材をしていた宮崎さんが、この日のためにわざわざテープを編
集して持ち込んでいただき、復元をしていただきました。

参加したのは、内山さん、石黒さん、縄田さん、宮崎さん、それに新人の吉住さ
んに貞池の6人でした。テープを見終えた後は、感想を出しあい、さらに石黒さん
による実践報告で大いに賑ました。

第2回は沖縄から西中間夫妻と吉住さんの4名での塾となりました。
今日のテーマは「いい会社、大切にされる会社をめざすための25項目」です。
4人で1項目づつ、どういうことか、どういう意味があるのかを分析し、さらに、自社
の取り組みはどうかを話し合っていきました。

結論としては、いい会社を目指すのは「社員のやる気が出せる会社」のための仕
組み作りであることがわかりました。私も西中間さんもまだまだ課題が多いことを
確認しました。吉住さんはこれからなので、将来性が大です。

ご意見がある方はお寄せ下さい。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:41Comments(0)

2015年04月14日

第5期 第11回ふくおか未来塾報告

おはようございます。

まず、開塾のはじめに天外伺朗さんの著書「マネジメント革命」を紹介
させていただきました。天外伺朗さんによると山田塾長の未来イズム
はフローの経営論そのものと、その著書「山田昭男のリーダー学」で
ふれられています。

「マネジメント革命」の副題に「燃える集団を実現する「長老型」のスス
メとあり、確かにその一冊を読み上げると未来イズムが思想として整理
されたかたちで紹介されたものとなっています。

昨日はその本の巻末にまとめられていた長老型マネジメント格言集を
写しとり塾生のみなさんに配りました。ぜひ、このブログをご覧の方も
ご一読ください。

2006年10月5日 第一刷発行 ㈱講談社
著者 天外伺朗(てんげしろう)氏 「マネジメント革命」



沖縄から連続参加の西中間夫妻、長野から参加の石黒さん、地元は
内山さん、縄田さん、菅原さん、貞池とひさびさに7名で賑わいました。

その後事例報告をしました。

まず、始めに㈱アビリティ・キューの貞池より、提案制度の取組報告
をしました。アビリティ・キューでは目標数字を持たない、提案制度の
実施。この2つを2014年度の取組として実践をしました。

目標数字を持たせないのは、ノルマを持たせないという教えからです。
営業にノルマを与えて、数字を上げさせることを目的に仕事をさせるの
は間違っていると考えたからです。ところが1年を経過して、やはり販売
目標は営業にとって、大きな拠り所になると現場からの意見で2015年
度はもとに戻すことにしました。やってダメであれば、もとにもどすも、塾
長の教えの一つです。まず、実践することが大事だからです。

根拠のないノルマを持たせるのは、やはり仕事の本質とは異なるので
もっと深く考え、あらためてチャレンジすることとしました。

次に提案制度について1年の取組成果を報告しました。
1年で99の提案(22名)が出され、そのうち51提案が採用をされました。
うち4提案が改善効果が高いということで表彰しました。年間最多提案
は26提案で4月4日の経営計画発表会で表彰をしました。また、資源
ゴミの分別の表示について提案があった社員を特別賞としました。

この提案制度の取組でもっともよかったのは、社内に多くの問題点が
横たわっていることが可視化できたこと。小さな問題や課題も含め、経営
陣が真正面で受け止め、一つ一つに答えたことです。まずは経営陣から
「常に考える」を実践したことです。

お陰で、社内ランの中の共有データをコントロールパネルで項目をまとめ
て表示し、いつでも必要情報をタッチパネル形式で呼び出すことができる
ようになりました。また、営業と別の部屋にいる私の行動が、営業の部屋
にも外出表示板を作ることで、いちいち私の所在を確認する必要がなくな
りました。このようなちょっとしたことでも改善されることにより社員のストレ
ス軽減に結びつくのではと思われます。

最近は提案は激減してますが引き続き取り組んでいくようにします。

参加者からは、提案制度は導入しているが、なかなか提案がでないとい
うことでした。また、提案に対して、頭ごなしに「これは時期尚早」と一喝し
たばかりにそれからまったく出なくなったという意見も出されました。また
500円という金額の受け止め方も社員によりあるようで、500円をもらう
ために提案なんかできないというプライドの高い社員もいます。

いろんな意見が出されましたが、やはり実践がないところに反省は生まれ
ないので、まずはやってみる。やってダメならやめる。未来イズムの真骨頂
ではないでしょうか。

続いて、長野から参加の㈱アドイシグロの石黒社長の実践報告をしていた
だきました。

テーマは「社員のやる気と差別化について』取り組んでいること箇条書き
レポートより。

石黒社長は遠い長野県よりわざわざ福岡の地へ未来塾の勉強会に参加を
されていらっしゃいます。塾長亡き後もこうして、実践報告に参上していただ
きました。アドイシグロでは平成24年度より、未来イズム導入に取組ました。
内容は書けませんので、項目だけ紹介をさせていただきます。

1、賃金制度のみなおし 成果主義から年功序列賃金制度へ移行
2、連続リフレッシュ休暇の導入 まずは3連休からスタート。今期より5連休
3、提案制度(1件500円支給) なかなか定着せず、作戦変更検討中!
4、新入社員定期採用 平成24年4名 25年1名 26年2名
5、工事台帳チェックをやめる。
6、各部へ段取り責任者の設置
7、ライフワーク委員会の設置 助成金を活用して「残業減、有給休暇増」へ
・営業部に会社携帯支給(個人携帯を使わないのでリフレッシュ休暇に対応)
・電話受付を就業時間のみ(就業後は留守番電話)
・チャイムを鳴らして労働時間を意識すう
・総務部のお茶汲みを廃止(セルフサービス化)
・電話番号ディスプレイの活用 など
8、就業規則改正し、全社員へ配布
9、資格取得奨励制度導入
10、道具手当支給
11、部会で全員月次損益を見る
12、有機溶剤の健康診断&環境測定見直し
ほか、15項目にわたって実践され、その進捗状況を報告しました。
以上は社員のやる気編です。

さらに差別化についての取組を報告していただきました。良い物を安く売らな
い(粗利重視)の営業方針に切り替えました。おかげで粗利は増えましたが、
売上ボリュームが落ちたので、新たな課題をかかえたそうです。

新規事業として「ビンテージビル・プロジェクト」をスタートさせ、新たな事業
分野を育てています。長野県では先進的事例として高い評価を得ているそうで
広告塔としての価値が高まっているそうです。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 12:10Comments(0)

2015年03月10日

第5期 第10回ふくおか未来塾報告

今回はなんと沖縄未来塾から有限会社タックホームの西中間さんが
参加されました。タックホームはバリバリの訪販会社でありながら、
山田塾長との出会いをきっかけに、未来イズムにどっぷりと浸かり、
完全固定休制、年間休日140日以上、ノー残業などに取組み、社員を
信頼して事業に取り組み黒字を出しているそうです。発想の大転換と
言わざるを得ません。

さて、今回の未来塾は3月6日(金)に放映されたカンブリア宮殿のビ
デオ講座に急きょ切り替えました。それは復興に取り組む岩手県陸
前高田市の八木澤商店の河野社長が紹介されたからです。たまた
ま沖縄から参加いただいた西中間さんも沖縄同友会に再入会した
ばかりで、河野社長の談話が岩手同友会の中小企業の連携が地域
を救うというテーマが軸になっていたのでタイムリーでした。

河野社長は震災前から、地域の中小企業が生き残っていかないと
町が消滅するという危機感を強く持ち、同友会運動を積極的に取り
組んでいました。地域に同友会の輪をひろげ、本音で事業を語り合い
仲間の会社を赤字経営から脱却させて、雇用を維持しさらに増やす
という活動です。そんな折、震災に見舞われました。当然、河野社長
も呆然とされるわけですが、すぐに考えたのが従業員のことだった
そうです。まず、パートも含めた全従業員の雇用を守るという方針を
打ち出しました。それと同時に地域の企業と連携をして、新商品の
開発に取組み現在に至っているという話でした。

この4年間、復興には遠く及んでないもののまずは地域の中小企業
が、元気になり新しいビジネスを興すことで、地域に雇用を生み出し
人を残すことができます。そんな河野さんのバイタリティあふれる取
組みに昨夜は感動させられました。

当然、ビデオを見ての意見交換が活発なものになったことは申し上
げるまでもありません。西中間さん、急きょテーマ変更で申し訳ござ
いませんでした。ただ、山田塾長も同友会を通して知り合ったわれわ
れの仲間でもあります。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 15:34Comments(0)講演・活動報告

2015年02月12日

第5期 第9回ふくおか未来塾報告

2015年2月9日
ふくおか未来塾

中経文庫の日本でいちばん社員のやる気がある会社の第5章「社長としての勇気をもつ工夫」を抜粋して、参加者に目を通していただき、簡単に解説を加えながら未来イズムについて考えた。その上でハングリー精神について各自の体験に基いて議論を深めた。創業時の苦労を考えると、確かに今はハングリー精神が薄れている。あるいは未だにチャレンジをし続けているなど、実践上では取組にかなり差があることがわかった。考えて見るに塾長は最後の最後までハングリー精神に満ちあふれていた。特に常に考えるという点においては、その姿勢を崩されることがなかった。また、数字に関しても厳しい見方をされていたと思う。以下、書籍より抜粋した文章を掲載する。詳しくは「日本でいちばん社員のやる気がある会社」を購入していただきたい。

会社をよりよくしていくにはハングリー精神が必要だ。独立して会社を設立したときは、誰でも勇気があったし、ハングリー精神をもっていたはずだ。それを思い出すことが大切だ。

100億円をつかみ損ねた話
・会社は経営者だけのものではない。会社が儲かったら、社員も利益を享受すべきだろう。私は、みんなでがんばって会社を盛り立て、より豊かになることをめざすのは当然のことだと思っている。

社長はバカだと自覚するべき
・社長というのは、単に会社をつくったから社長なのにすぎず、賢いから社長になったわけではない。私はむしろ社長はバカだと自覚すべきだと思っている。社長がもっている権限がオールマイティなものだからといって、なんにでも口を出す、あるいはすべて自分で決定・決裁・決済するなどというのは、どだい無理な話だ。
・どんな社員でも、それなりの待遇をしてやれば、義に感じるかどうかは別にして、それなりにやる気は起こすだろうし、それだけの能力は持っていると思っている。それを信じている限り、ときには後戻りすることはあっても、未来工業全体としては進化を続けていけると思っているのである。

自分の働く会社はいい会社であってほしい
・社員は自分の働く会社はいい会社であってほしいと思っているし、お客さんからも認めてもらいたいと思っている。言い換えれば、愛社精神と言ってもいいだろうが、要は、そんな社員たちの気持ちをより具体的に引き出してやることだ。

社員にまかせていい会社にしよう
・社員が任された範囲でがんばっていれば必ずそのセクションのプロになれる。どんなセクションであれ、そのプロになれば、それまで見えていなかったものも見えてくる。逆に社長はすべてのプロになろうなどという無謀は考えは捨てるべきだ。もともと馬鹿なのだ。すべての面で能力を発揮できるはずがない。社員にある程度の権限をわたして、よきにはからえでいくしかない。

経営者が忘れてはならない勇気
・いま日本に存在している700万社の大半は勇気をもって独立してきた会社だ。ところがそんな勇気で独立したはずの経営者が、ちょっと会社が大きくなってくると、すぐにチャレンジ精神を忘れしまう。勇気というものは一回使ったら消えるものらしい。

本社の建物が立派である必要はない
・会社をよくしていこうと思うには、ハングリー精神が必要だ。独立して会社を設立したときは誰でも勇気があったしハングリー精神をもっていたはずだ。それを思い出すことが大切だ。自分も会社をつくってから何年もの間、必死に営業に走り回った。目的地へは夜行列車で移動した。昼間、営業に回る時間を確保するためだ。会社をつくった人は誰でも多かれ少なかれ、そんな経験をもっているはずだ。ところが往々にして、成功するにつれて、それを忘れてしまいがちなようだ。

算数ができない社長の失敗をこやしにする
・私は社員の言うことは賛成する主義だ。だが、その前に、条件がある。算数ができるかどうかということだ。未来化成の新社長が二度にわたって新工場の打診があった。だが、私はもう一度、土地と建物の借賃、人件費、機械代、電気代、米沢から山形までの運送費などを算出させた。案の定、現行よりもコストがかかることがわかった。当然、その話はご破算にし、社長をクビにしてもとのヒラに降格した。

商売は論より体
・知らなかったことで失敗するのはかまわない。やってみるのが未来工業なのだから、たとえ失敗したとしてもやったことは評価されるし、ボーナスも上がる。だが、同じ失敗を繰り返したり、教えたことを実行できないのは、これはもう完全に能力不足だ。だから、降格は当たり前のことだった。

・未来化成の社長を降格した大きな理由がもう一つあった。社員から不満があがってきたことだ。「俺たちにはちっとも相談してこない。意見も聞かんと勝手にやりあがる」別に「ホウレンソウ」をやれということではない。さんざん繰り返してきたように「ホウレンソウ」なんてクソ食らえだ。だが、その代わり、社員がどんなことを考えているのか、常にアンテナを張り、腹を割ったコミュニケーションをしていなければ、社員の心はつかめないし、誰一人としてついてこないだろう。結局実地に学べということだ。いわゆる企業論なんて勉強したって、知識として頭に入るだけで体は動かない。商売というものは、実際に身体を動かして覚えるしかない。
  


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2015年01月15日

第5期 第8回ふくおか未来塾報告

今回の未来塾は年の初めということもあり、各社の実践報告、または抱負
などを中心に報告をしていただき、その後新年会で交流を深めました。

内山 個人的には初めて年末年始の6日間福岡に滞在をした。坐骨をかか
    ながら、ジョギングや階段登りで身体を鍛えた。10マイルのロードレ
    ースにも参加をして、まだまだ体力的にやれるという確信を得た。

    仕事は黒字決算を目指し、社員のがんばりに期待をしているところ。
    人の命を預かるという大変な仕事なので、一人ひとりがしっかり考え
    ることが求められる。高いレベルに応えられる人材育成に取り組む。

宮崎 塾長にはこれまで本当に身近に接していただいた。大胆にそして、
    きめ細やかさが求めれると思う。今取り組んでいる起業家セミナー
    では3つのステップを訴えている。
    「よい考え」「よい人生」「よい仕事」この3つのキーワードを通して
    山田塾長から学んだことを実践に結びつけていきたい。

菅原 元旦の0時からよく0時までの24時間断食を5年間実践している。
    これをやると食への感謝が芽生えるし、気合が入る。わずか、24
    時間だがやってみるといかに大変かがわかる。また、食の身体に
    対する影響力を肌に感じることができる。

    個人的には2日、3日に開催された箱根駅伝で母校の青学が優勝
    できて感銘を受けている。自分はヨット部に所属していたので、これ
    から、またいろんなカタチで接点があると思う。

縄田 昨年から一般社団法人を設立し、新たな事業に取り組んでいる。
    ふるさと創成の会として、地域に古くからある資源を活用して、食
    衣料、エネルギーなどを見直し、さらに日本固有の文化や人のつ
    ながりを大切にする社会づくりに貢献をしたいと思い立ち上げた。
    最初はボランティアのつもりで始めたが、実際やってみると、いろ
    んなニーズが生まれてきたので休眠会社を掘り起こして、ビジネス
    としても取り組むことになった。

石黒 ・年功序列の賃金制度が浸透してきた。
    ・残業削減がうまくいって、朝型にシフトしてきた。
    ・中途1名、新卒2名の採用ができたが中途で採用した人は働く前
     に辞めてしまった「。

貞池 「超ホワイト企業の源流」を正月間に読んだ。さすがに山田塾長と
    親しくされた方が書かれた一冊だと感心させられた。読むにつれ、
    20年近いお付き合いをさせていただいたが、何一つ実践できてな
    いし、塾長の本心がわかってなかったと感じた。ほんとに厳しい方
    だ。まさに会社を未来共和国にするために未来イズムを徹底的に
    浸透させて来られた。山田塾長が去られた今、われわれが実践を
    通して未来イズムを未来永劫伝えていかなくてはならない。
   
    会社は今年はチャレンジを合言葉にあぱぱの全面リニューアルに
    取り組む。今季、人の心を動かすのがいかに難しいかをしっかり、
    学んだ。来季に生かしたい。

残り時間で、今後の未来塾の運営について議論を重ねた。岐阜、沖縄
未来塾といっしょに年に一回未来サミットを開催し、モチベーションアップ
と、みずから実践的な学びを深める機会を作り、継続をしていきたいなど
と話し合った。
った。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 14:02Comments(0)講演・活動報告

2014年12月19日

第5期 第8回ふくおか未来塾

あの世からだよ。

当日はそれぞれに予定があり、自習となりました。

それを知ってか、天国の塾長からメッセージが届きました。

ゲーッ!俺のことを本にして出したんだと。
お前ら、俺のことを判っているのか?
どうせ、碌なことを書かないんだろうな。
何!俺が鵺(ぬえ)だと!
俺はそんな化物じゃねぇ。でも当たってる部分もあるな。
今、どこにていて何をやってるかだって?
それは言えんな。まあ、想像はつくだろうがな。

「超ホワイト企業の源流」
未来工業・山田昭男の素顔

ユニークな経営術はどこから生まれたのか
~今明かされるカリスマ経営者の素顔

未来工業の創業者・山田昭男氏は「社員をいかにやる気にさせるかで会社は
決まる」のモットーの下、製品の徹底した差別化と日本一短い労働時間で会社
を上場企業にまで育て上げた異色の経営者であり、岐阜県中小企業家同友会
の代表も長く務めてきた。一方で、演劇を愛し、私財を投じて市民を招待する
文化活動を続けてきた。その経営を可能にした人間的な魅力を明らかにする。

目次
第一部 芸能人と私 ~山田昭男の言葉~
第二部 鵺と呼ばれた男 ~山田昭男の研究~
第三部 山田昭男万華鏡 ~友人・知人が語る~

定価1600円+消費税 

※希望の方はふくおか未来塾 貞池までメールでお申込みください。
※会社名、お名前、ご住所、連絡先(会社電話、または携帯)
sada@ab-q.co.jp

出版社 かもがわ出版
編者 翠 幸一郎  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 14:49Comments(0)

2014年11月11日

第5期 第6回ふくおか未来塾

百聞は一見に如かず、ふくおか未来塾in岐阜 報告会

今回の参加者は貞池、石田、菅原、内山の4名でした。

内山さんは東京出張帰りで、ほぼ定刻どおりに参加されました。

縄田さんは東京から帰っている途中、宮崎さんは東京出張中でした。

石黒さんは週末福岡のスケジュールで今回はパスになった。

今日のテーマは未来塾in岐阜の報告会を中心にしました。

まず、内山さんよりいただいていた2つの質問に応えました。

1つ目は幹部社員の研修についての質問です。

未来イズムを社内に深く浸透させ、維持発展させるためには経営幹部の深い理解が必要です。

それは思想そのものだからです。

以前、社員に「命令」をした幹部を厳しく叱責した通達文を掲示した話を伺ったことがあります。

通達文を掲示することで、未来イズムを全社員に理解させたということらしいのです。

職を通しての理想郷づくりに徹しておられたのだなと改めて感心をさせられました。

2つ目は新技術に対しての対応についてです。

具体的な質問にいたらなかったので、答という答はいただいていません。

みなさん、ご存知の通り商品づくりには相当に力を入れてらっしゃいます。

いかに差別化をするか、使ってみて便利だなと感じてもらえるか。

利用者の視点に立った商品開発に妥協はないようです。

新社長の山田さんは未来イズムを浸透させて神保電器を建てなおされた実績を語っていただきました。

また、幼いころからの塾長とのふれあいについて語っていただきました。

あらためて人間味豊かな塾長の人柄が忍ばれました。

と、言うようなヨモヤマ話で盛り上がりました。四方山。

おしまいに25項目を各自チェックをして終わりにしました。
  


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2014年10月14日

ふくおか未来塾in岐阜

2014年10月10日
ふくおか未来塾in岐阜 未来工業会社訪問に参加して

株式会社タックホーム
代表取締役 西中間武海

まず、はじめにふくおか未来塾の皆様、参加させていただきありがとうございました。
俳句はとてもいい思い出になりました

そして私にとってとても感動した会社訪問でした。

感動その①

 未来工業㈱総務の阪本課長様がわざわざ迎えに来ていただきました。
阪本課長様には、お別れ会のときにも山田昭男塾長の未来塾に対する
思いを教えていただき「もっともっと 山田昭男経営学を実践しよう」と心
に決めていたので、その阪本課長様が迎えに来ていたのでうれしかった
です。

感動その② 

会社に行くまで時間があり、大垣の案内を阪本課長様が考えていたよう
で、普通の観光客が行かない場所で昔の遊郭のなごりの住宅を見せて
いただきました。玄関の屋根のつくりが映画に出てくるような遊郭でした。

遊郭の名残り(大垣市内)


感動その③ 

会社に到着してすぐに貞池様がお気づきになられました、ふくおか未来
塾で訪問させていたのですが、なんと「ふくおか未来塾様」「沖縄未来塾
様」と入り口に並んで書かれていました。お気遣いありがとうございます。

ウェルカムボードには塾長直筆の標語


感動その④ 

社員食堂で食事をいただきました。あんなにおいしい食事! ご飯はふ
つう 固め やわらかめと、こんなに種類があるなんて。 メニューにいろ
んな料理が用意されていて、 ここにも社員にアメでした。


感動その⑤ 

なんと! 山田社長が一社員のように食事していました。社員は社長が
いるのにゴマすりどころか、いることもまったく気にせずに大声で笑ったり
雑談したり、私が入社したいと思いました

感動その⑥ 

食堂に社員じゃないような女性が数人・・・・・・ 服装および立ち振る舞い
が社員とはちがうな?と思いましたので 阪本課長様に聞くと保険のセー
ルスレディーでした。昼食中に社員に営業をかけに来ているとのこと昼食
中は自由に営業活動させてるとのこと。うーん 考えさせられました。

感動その⑦

旅行のパンフレットや住宅のパンフレットが、未来工業とは関係ないのに
社員向けにたくさんおかれていました。阪本課長様が言うには、勝手に持
ってきてくれるとのこと。そりゃ 売りたいから置きたいと思いますが、それ
を許可するなんて社員にアメのすごさです。

感動その⑧ 

今度の社員旅行はミラノです。プランがたくさん大きく目立ってました。これ
にはやる気が出るとおもいました。


5年に一度の海外旅行。50周年記念はミラノ★


感動その⑧

カンブリヤ宮殿でも出たストレッチルーム。なんとサンドバッグもありました。  
ここで練習最高ですね。もちろんテコンドーをやっているという社員さんが私
の後ろで昼食食べてましたが、さすがに声をかけづらくて話してませんが・・・
私の中では有名人です。

感動その⑨

代表取締役の山田社長から話をしていただき感動です。
印象的な内容としては、神保電器㈱での社長の考えをそして未来工業㈱では
今後どのような事をしていくか、ということを聞かせていただきました。
神保電器㈱と未来工業㈱の違いや未来イズムをもっと浸透させて「常に考え
る」をもっと具体的に落とし込む必要があるとおっしゃってたのが印象的でした。

神保電器を立て直した実績を引下げて未来工業の代表へ


感動その⑩ 

工場の動きのひとつですが、一人で2個の機械を担当しているところがあって、
山田塾長の話で空港での窓口業務の話を思い出しました。
日本人は任せればある程度のことはできる。外国の真似をするのは間違いだ
という話が脳裏に浮かびました。

感動その⑪ 

なんと、大垣の麦とろで「未来鍋」を食べました 私は2回目ですが 妻は初体
験で表情が緊張していたのと感動してしていたのと見ていて新鮮でした。おい
しかった。未来鍋は私たちに対するいわゆる アメアメアメ でしたねw

感動その⑫ 

これはすごい感動でした。実際に山田社長と話した一部を書きます。

4月ごろ山田昭男塾長との会話の内容

西中間 「塾長が本に書いていることは、社長が働くのではなく社員にいい給
料を渡して休日を増やして、社員に差別化をさせることですよね?」

山田塾長 「そう!そうそう」

西中間 「塾長はなぜこんな分かりやすいように本を書いたのですか?」

山田塾長「読む人のレベルに合わせて書いた」(実際には難しい言葉でおっし
ゃっていましたが)

西中間 「私みたいに理解できない人がいるからですか?」

山田塾長「そう!そうそう」

西中間 「塾長の教えどおり、実践しました。」

山田塾長 「ビビらないでようやったな!」

それから 社員の給料28万と休日を未来工業と同じにしたことなど、色々と
話したら、山田社長は「山田昭男は帰りの飛行機で恵比須顔だったと思う」と、
喜んでいる顔が目に浮かぶとおっしゃってくれました。

さらに山田社長から、すごく大切な話を聞きました
「山田昭男だからできるとか未来工業だからできるとか精神論でとらえてほ
しくない。宗教みたいだとかいわれるのが社長としては嫌」だと話していただ
きました。

山田社長に喰らいつく、新すっぽんの西中間さん。


上に書いていないこともたくさんありますがこれが今回の報告とします

そして 秘密の情報を 山田社長から直にお聞きしました
この秘密をお聞きになりたい方は!!!
ふくおか未来塾 沖縄未来塾で聞けるかも?  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 13:51Comments(0)講演・活動報告

2014年09月10日

第5期 第3回ふくおか未来塾「緊急!山田塾長、偲ぶ会」

8月6日(水) 山田塾長を偲ぶ会を行いました。
参加者 宮崎さん、菅原さん、縄田さん、石田さん、平田さん、貞池
場 所 ㈱福岡安全センター会議室

まず、在りし日の山田塾長を偲んでDVDの収録ビデオで勉強をしました。
テーマは「日本一短い年間労働時間1640時間で儲かるのはなぜか?」

実践がおぼつかない我々にとって、何度聞かされても新鮮に感じる。
いやはや、お恥ずかしい話であるが、それほど偉大な「ひと」であった。

60分のビデオ鑑賞した後、講義の感想、塾長との思い出を一人ひとり語
ってもらった。

感想と思い出
・会社と社員の間に信頼の絆がうすい
・休日を増やすことは工夫すれば増やせるだろうがなかなか実践できない
・企業文化が出来た会社にはぬるまに浸かった社員はおれなくなる。
・利益を出せる会社は労使が一体となり、必死に取り組む
・人を感動させる、お金では無く常に人のことを考える。
・目の前の人のことを考える。人ありきでおもてなしをしている
・おもてなしの精神が行き届いている。先憂後楽の考え方が必要
・人間的であり慈愛に満ちあふれている
・数字に厳しい方で未来のことをよく考えている
・データを把握している。
・日本全体が競争社会で心が疲弊している
・個性を発揮するのではなく、たんなる真似をし、安易さがある。
・実践になかなか結びつかない
・山田さんは実践家だ。何事も実践を通じて深く考える。常識にとらわれない。
・どうしたら感動をさせられるか、常に考え身近なところで実践をしている。

山田塾長のことを語れば話がつきない。
献杯を捧げ、さらに話は続く・・・

9月9日(火) テーマ「シェアを取るための戦略の工夫」
参加者 石黒さん、縄田さん、石田さん、菅原さん、貞池
場 所 ㈱アビリティ・キュー会議室

安かろう、悪かろうがヒット商品になった試しはない。
まず、いいものを作らなければ売れるはずがない。
だが、それだけではダメだ。ヒット商品を生み出すには売り方もある。

未来工業は創業以来、他社と同じものは一切作らない。
適法の範囲でどこかひとつ工夫をして、使ったら便利だなと思ってもらえるものを作る。

さて、各社の場合はどうか?
・時代の変化をつかみとり、対応する必要がある。
・時代の変化が激しいのでサービスがすぐに陳腐化する。
・IT化の進化で販促の手法がどんどん変化し、多様化する。
・自社の強みを磨く必要がある。
・粗利目標を明確にすることで顧客を選別する必要がある。
・情報の共有化、見える化が重要だ。
・ビジネスの業際のバーが低くなっているのでライバルがわかりにくい。

このような意見が出された。
誰が顧客か
自社の強みは何か
自社が提供できるサービスはなにか
それらを明確にしていくことが重要であることがわかった。
強みやサービスを深く追求することで、連携も可能であることを発見した。

次回より、それぞれの取組みをもっとお互いに深く知ることが大事ではないかと意見が
出され、基本的には言って者勝ちで取り組んでいくことを確認をした。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:59Comments(0)講演・活動報告

2014年07月29日

第5期 第2回ふくおか未来塾 「常に考える」編


松崎さん、弥栄sんの指導のもと、「常に考える」を実践する塾生たち

今回はふくおか未来塾第1期卒業生の弥栄さんの持ち込み企画を実践した。
未来イズムのひとつ「常に考える」を実践してみようという試みだ。

指導をしてくださったのは中小企業診断士の松崎一海先生。
当日は「わいわいガヤガヤ塾」と題してマンダラを使い頭の中の問題を探り出す。

ABC分析あるいはスワット分析により、重要課題の意志決定を行った。
それをさらに一対課題転換法を使って展開をしていく。

マンダラ思考法に取り組む塾生たち


ここでちょっと「わいわいガヤガヤ塾」を紹介したい。まず、塾の理念の紹介をしよう。

「ワイワイ」「がやがや」「やっているうちに」「考え方がわかる」「仕組みつくりを学ぶ」場である。
「ワイワイ」とは楽しむことである。
「がやがや」とは創ることである。」
「やっているうちに」とは、続けることである。
「考え方がわかる」とは方法を理解することである。
「仕組みを創る」とは、会社の仕組みを創ることである。
気づきと仕組みづくり研究会 2013年1月24日

もう一つ、塾規範を紹介する。

一つ、自分で考えること
一つ、積極的に発言すること
一つ、手を動かして書き出すこと
一つ、他者の意見を受け入れること

では、マンダラとは「曼荼羅」
9つのマスの中心に問題(テーマ)を書き込む。

5分間で残り8コのマスをなぜ何故ナゼと埋めていく。
重点課題が決まると…例えば「在庫が多い」という課題に対して…

あるべき姿は在庫を減らしたいとなる。
在庫が多いのはなぜ、何故、ナゼと考えてみる。

例えば…なぜ①不良在庫が多いから→不良在庫は削減する
      何故②返品処理が放置されている→返品処理がする
      ナゼ③死蔵品の基準がないから→不調在庫は削減する

なるほど。これは使えそうだ。
チラシの裏紙を利用してマンダラ書くとよいとアドバイスを受けた。

さっそくマンダラノート作り、todoノート代わりに実践をしてみることにした。
このように今期の未来塾はより実践的に未来イズムを進めたいと思う。


  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:00Comments(0)講演・活動報告

2014年06月26日

第5期 第1回ふくおか未来塾 ビデオ講座と実践報告★

実践報告会

第5期のふくおか未来塾がスタートしました。
今回より、塾生による未来イズムの研究と実践を積み重ね山田塾長の
領域に一歩でも近づくよう努力をして参ります。

第一回ということもあり2011年のカンブリア宮殿に登場した山田塾長の
ビデオ研修からスタートしました。「何回、見ても見飽きないばかりか、
おもしろい」なんて言ってますと、進歩していない証明となります。

とは、言うものの山田塾長の計算されつくした笑いのネタについつい引
き込まれ笑ってしまいます。これは未来工業の見学会に参加するとよく
わかりますが、工場見学に引率する社員の方、全員が笑いのネタを持
っています。いかにお客様を喜ばせるか、会社の文化となっています。

ビデオを見終わって、その余韻で山田塾長の話題がつきません。と、
同時に塾生の中に未来イズムを実践し、少しでも山田塾長に近づきた
いという思いがフツフツと沸き上がってくるのです。

一段落したところで、塾生による実践報告に入りました。今回の出席は
長野県から石黒さん、会場を提供してくださった内山さん、それに宮崎
さん、石田さん、菅原さん、スポット参加の林田さんを加えた7名です。

まずは塾頭より前回沖縄から参加していただいたタックホームの西中間
さんの取り組みについて報告をしました。引き続き、石黒さんより実践報
告をしていただきました。

石黒さんが現在かかえる課題は昨年入社した新人の営業力強化です。
ソーシャル・ビジネスとして取り組んでいるリノベーションの事業が軌道に
乗り始めたところで会社のブランド力も高まってきているとのことでした。
この機会にメイン業務の看板の新規受注を新人営業に経験させ、同時に
収益の確保もはかりたいという意向でした。これに対し、様々な角度から
メンバーより意見が出されました。課題が明確になると、いろんな意見が
出され、意見を出す方も頭が活性化されます。

次に20周年を記念して、会社持ちの社員旅行を開催した内山さんの報
告がありました。24時間365日、高齢者の方を対象にした事業を展開し
ているだけに、旅行ひとつにしても調整が大変です。それでも工夫をして
海外旅行、国内旅行日帰りなど合わせて80人中、60人が参加をして、
周年行事に花を添えました。この行事も企画段階で未来工業の5年に
一度の海外旅行の制度を研究し、考え方などを取り入れました。現在、
主力業務の緊急通報システムもライバル社が進出してきているだけに、
人材力と多様性のサービスで競争優位に立てるようにしたいと話をして
いました。

私からは、今期(4月)より、売上目標を撤廃し、本来の目的であるお客
様(パートナー)の笑顔づくりをめざしてスタートしましたが4月、5月と利
益がだせませんでした。これについて、みなさんからいろんなアイデア
を出していただきました。次に提案制度の状況について報告をしました。
これまでのみなさんの報告を聞く限り、提案はさほど出ないと踏んでた
ところ、たくさんの提案が出され、むしろ自分が「常に考える」状態になっ
ていることを話しました。みなさんからは「大いに結構なこと」と評価をい
ただきました。

おしまいに宮崎さんより大阪にあるパナソニックミュージアム松下幸之
助歴史館の話がでました。最近は松下の社員もあまり行ってないと、
嘆いてらっしゃいました。松下幸之助さんは経営学は人間学とおっしゃ
っています。宮崎さんは大阪に行かれると必ず寄られるそうです。

報告者/貞池


  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 16:36Comments(0)講演・活動報告

2014年05月22日

仲良く沖縄☓ふくおか未来塾

本日は公開講座を予定していたが、塾長体調不良で急きょ自習に変更。
その旨、バタバタと出席予定者に連絡をする。

だが沖縄からお見えになる西中間社長はすでに福岡に向かっていた。
会場も駅東からアビリティ・キューに変更をした。

西中間さんは携帯を止めたので直接連絡が取れない。
事務所に連絡をし、会場を変更したことを伝える。

公衆電話より携帯に電話をいただいていたのを気づかなった。
結局、受付時間前に当社へお見えになった。

岐阜での未来塾サミット以来の再会を果たす。
今日は塾生4名+西中間さんの5名での自習となった。

当然のことながら、話題は沖縄、福岡の未来塾のこと。
塾長のこと、未来イズムのこと、そして西中間さんのこと。

本題はそっちのけで話のネタはつきなかった。
では、西中間さんの取り組みを紹介したい。

西中間さんのお仕事は一般住宅の外壁塗装を専門にした訪販会社。
未来塾に出会うまでは、ブラック企業そのものと振り返る。

そして、現在は訪販会社でありながら、完全固定休制でノルマなし。
年間休日130日+有給休暇100%消化。

これまでは「鬼にならねば人は動かじ」と思い込んでいたらしい。
我慢も必要なときもあるが、現場を見ずとも社員が勝手に頑張ってくれる。

「経営の本はこれまでもいろいろと読んできたが山田塾長の本がシンプルでわかりやすい。
山田塾長の本を読んで、松下幸之助さんの本を読むと理解しやすい。」と西中間さん。

この西中間さんの実践報告でとうとう21時まで話は永遠と続いた。
現在、鹿児島に支店を出しているが、将来はぜひ福岡に進出していただきたい。

そのリサーチもかねて、定期的にふくおか未来塾に参加していただきたいものだ。
塾長不在の未来塾となったが、有意義な勉強会となった。

それと天外伺朗さんが書かれた「日本一労働時間が短い超ホワイト企業は利益率業界一」
山田昭男のリーダー学はぜひ読んでいただきたい一冊だ。





  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 12:03Comments(0)講演・活動報告