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2011年10月12日

塾長の人間性に触れた二日間だった。

今回未来工業を訪問して感じた事は、自分なりに想像していた事と全く違った事である。どこにでもある普通の工場の雰囲気であり、静かな事務所の風景であった。



ただひとつ未来工業の企業風土を垣間見たような場面があった。それは会社に到着して昼食を社員食堂でおいしく頂いた後セルフで食べ残しを捨てて食器を返却する訳であるが、ごはんはもちろんのことおかずの食べ残しが皆無であった。無駄な事はしない、もったいない精神が全社員に浸透している証ではないかと思った。



日本一社員満足度の高い会社、日本で一番社員のやる気がある会社になれた原動力はなんだろうかと自分なりに考えてみたが結局結論は出せなかった。ただ言える事は一朝一夕にして成らずと言う事だろう。



長年に渡る山田相談役の一貫した経営方針と会社が儲かれば社員に確実に還元する姿勢と実績の賜物ではないだろうか。そして最大の要因は創業者である山田相談役の人柄、人間性に帰するところが大きいのではないだろうか。



自分たちが頑張って会社が儲かれば、この人だったらきちんと還元してくれると思わせる信頼感がベースになっているのだと思う。



今回2日間にわたって山田相談役とご一緒させていただいた訳だが、オーナー経営者にありがちな私利私欲を全く感じなかった。山田相談役の懐の深さ、器の大きさを痛感した会社訪問ツアーであった。



今後、山田相談役の人間観察がますます楽しくなりそうだ。

報告者 ㈱ブレーンコスモス 西村 智


  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 19:20Comments(0)

2011年10月12日

未来工業を見学して

福岡安全センター株式会社 内山 守太

今回は昨年に引き続き2回目の訪問であったので、今当社で実施しようとしている未来イズムへの挑戦が、本物に対してぶれていないかどうかの実態をじっくり見ることに努めた。

今回も坂本課長からのご案内を受けたが、山田塾長と変わらない話し振り、そして話の内容が山田塾長が未来塾で話されている内容と全く同じであることに改めて驚いた。

未来工業の工場内部と社員との会話を思い出しながら、今年発行された会社案内と9月発行の社内報「ミライ」110号を読んでわかったことは、未来工業の原点は会社案内2ページの「プロローグ」と、社内報2ページの「原点回帰」に、そして「常に考える」の原点は会社案内5ページの「QC活動」と、社内報8ページの最多提案者の「改善提案活動報告」に、しっかりと記載されていたので、参考として下記に転載させて頂きました。

これらを参考にして、当社においても「常に考える」習慣を根付かせたいものです。

参考
1.プロローグ(全文を引用):
ミライ工業の未来は西濃に旗揚げした未来座の未来からきている。
当時は新劇の全盛期。世相へのシュプレヒコールとして活動に社会性があった。一人で何かする事より、集団で事を起こすことの力に気がついた。演劇は客席との対話だ。囲まれる空気の波が押し寄せる。客席の感動がまず皮膚から伝わる。人を感動させることは難しい。だが、感動はそれを接点に若い力に精彩を放つ。
 演劇集団は、企業になった。企業は大所帯になったが人々をいつも感動させることを忘れない。感動はいくつもの特許商品を生んだ。
 感動は人々の心に泉をつくる。

2.QC活動(抜粋)
「・・・。仕事は圧力をかけるよりも共に伸びようとする働きかけの方が人間らしい仕事であるという考え方に基づく・・・。」
「管理とはある特性をねらいの範囲内に維持する事を云います。特性値が管理下の内側に在れば正常で外に出ると異常です。品物の品質はずっと正常状態にあるのが望ましいのですが時々異常が出ます。すると原因をいろいろ調査し改良を重ねます。改良することにより進歩します。これは人についても同じです。管理限界内にある志向より、限界を外れた思考を特に大事にするのが未来工業です。世の中の常識という管理限界内に志向がある間は、他より抜きんでた商品は生まれません。常識を身につけたうえで、常識から飛び出す管理限界はずれ人間が、これからの未来工業を大きくしていくのです。」

3.原点回帰(抜粋)
 「・・・。社員一人一人の良い意味でのプライドと、恵まれた環境(会社)に感謝する謙虚な気持ちと原点回帰(当たり前の事を、当たり前に)と考えます。
営業における原点とは、何でしょうか?それは物(商品)を売ることです。商品を売るために、どうしたら良いのか?この一点に集中する事です。」

4.改善提案活動報告(抜粋)
 「・・・改善活動を始めた頃は、機会のトラブルがないのは当たり前なため、改善しても提案として出していませんでした。名ので、当然のことながら、年間の「個人目標提案件数」には届かず、いつも怒られていました。活動を続けるにつれ、何も形に残らずもったいないと感じはじめ提案書に書くようになりました。昨年までは、効果の大きなものしか書きませんでしたが、今年度は「1つの改善活動に対し1枚の提案書を書く」を目標にしたため、このような件数になったのだと思います。」  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 12:50Comments(0)

2011年10月12日

第2期第5回 ふくおか未来塾報告

行ってきました、見てきました!未来工業㈱



出発時にちょっとしたトラブルに見舞われて、到着時間はちょうど12時。
ふくおか未来塾様の看板に出迎えられ、さっそく正面の掲示板に目を移す。

山田塾長直筆の「小さな倹約、大きな浪費」が目に飛び込む。
さっそく、総務課長の阪本さんの案内で社員食堂へ。

1食380円(会社負担200円)で、自己申告制となっている。
ここでさっそく未来イズムを体感する。

廊下はもちろん真っ暗。
電気がついているのは事務の真上だけ。

食事を終えると韓国で放映されたDVDを鑑賞。
その後、未来工業の製品紹介と工場見学に入る。






至るところに「常に考える」「なぜなぜなぜ」の看板がかかっている。
そして、提案制度の集計表や優秀提案の貼り出し、QCサークルなど常に考えるの実践が表示されている。






テレビで紹介されている蛍光灯の紐、1台しかないコピー機、机の足に履かせているテニスボール等。
ありとあらゆるところに工夫がされている。









また、機械には改善箇所が表示されたポップが付けられている。
これらの改善により、省力化が相当進んでいることが見るだけで理解ができる。






工場見学終了後、山田塾長自らQ&Aに対応をしてくださった。
こうして、百聞は一見にしかずの見学が終了し、一同は未来鍋が待つ「麦とろ」へ。



ちょうどこの日は山田塾長の誕生日。
岐阜の未来塾生が素敵な花束でお祝いをされた。

われわれ九州人は・・・
1、宮崎さんが名刺で割り箸を一刀両断、既成概念を打ち破る実践を披露された。
2、ハイサイおじさん石川さんによるカチャーシーをみんなで踊ってお祝い。
3、そして博多祝い目出度と手一本で締めた。
博多祝い目出度の2番、3番
2番 こちのお鍋は未来のお鍋 未来のお鍋
   モチとやる気が湧き出ずる エーイ ショウエ・・・・
3番 さてもうれしいや 未来の親父 未来の親父
   傘寿 傘寿に 金が降る エーイ ショウエ・・・

翌日は白川村を訪ねた。
ここは経営者の団体、まずは白川村の村長を訪ね世界遺産白川郷に関する知識を得た。








お天気にも恵まれ終日観光を楽しんだ。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:13Comments(0)講演・活動報告