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2012年06月14日

第3期 第1回 6月度ふくおか未来塾 報告

日時:2012年6月12日(火)18:30~21:00
場所:博多区博多駅東1-11-5 アサコビル10階5号室

テーマ会社を発展させる「常に考える」工夫



未来工業㈱創業者 山田昭男氏


今回は石川県より金沢工業大学4年生の学生さんも参加。

彼によると、2009年9月に放映された「ガイヤの夜明け」見て、他社にない魅力を感じた。

さっそく「日本でいちばん社員のやる気がある会社」を読み、未来イズムを学んだ。

今年になって未来工業の本社・工場見学や山田昭男相談役の講演会へ足を運び理解を深めた。

当塾が毎月、具体的なテーマに沿っているので詳しい話を聞けると思い参加したとのことだった。

すごい青年もいたもんだ。

もちろん、塾長も先刻承知であった。

また、長野からはアドイシグロ㈱の石黒社長が塾生として参加することになった。

初回は塾頭である貞池がみらいイズムに学んだ差別化の実践について報告をした。

福岡で最初にフリーペーパーを手がけたこと。(先手必勝)(有料誌との差別化)

強味をより強く、主婦支援、設置店強化を手がける。(同業他社との差別化)

職業紹介所やIT、福岡の社長TVの取り組みで中小企業の採用支援。(未来にむけての提案)

少ない資本で、いかにガリバー市場で生き残るか。

以上、差別化の取り組みについて報告をした。

この報告を受けて、山田塾長は差別化について触れた。

シェア80%を誇るスイッチボックスもどう差別化をするかを考えた。

先行する10社のスイッチボックスを買ってきて徹底的に調査した。

どこも全く一緒でタテ・ヨコ・寸法は変えられない。

差別化をするのが未来工業の決まり。

そこで規制がない2つの穴を4つにしてみた。

すると、実際に使っている現場の職人さんが使い勝手がいいと喜んでくれた。

もちろん、ほかのメーカーがすぐに真似をしてきた。

どうせ、真似るなら穴を6つにしてみるとかすれば良いのに4つと真似る。

これならわざわざ未来工業から変わる必要がない、これが先手必勝という。

さらにアルミ箔を貼って、金属探知機を使うと壁で伏せられてもスイッチボックスの位置がわかる。

これも無駄に壁に穴を開けずにすんだので職人さんがむちゃくちゃに喜んだ。

コストはかかるが売れに売れた。

よそはコストがかかるのを恐れて作らなかった。

いいものは安く売るのでなく、コストをかけて高く売るべき。

ところがコストを下げる工夫でなく、どこでも値段を下げてきた。

このように未来工業では全社員が差別化の訓練をしている。

常に考える。

例えばリーマン・ショックのときに日本で本当に引っかかった会社があるのか。

日本でひっかかったのはごく一部の会社。

それを日本中がひかかったようにマスコミも経済界も騒ぐ。

もう少し日本人は利口になってほしい。

例えば、派遣村が随分と話題になり派遣・請負の90%が首になったと話題になった。

しかし、マスコミも新聞もひとこともそんなことは書いていない。

当時のホームレスの数が207万人、派遣・請負で首になったのが21万人。

10%ではないか。

今度は自分たちが首になると恐れていた社員は90%とわかれば消費行動も変わっただろう。

付和雷同で人の言うことに乗っかっていてはだめだ。

正確な情報を把握する必要がある。

3回目ともなると話も深く具体的になる。

さらに会場からの質問「ノルマ禁止」についても丁寧に答えてもらった。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 18:50Comments(0)講演・活動報告