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2015年04月14日

第5期 第11回ふくおか未来塾報告

おはようございます。

まず、開塾のはじめに天外伺朗さんの著書「マネジメント革命」を紹介
させていただきました。天外伺朗さんによると山田塾長の未来イズム
はフローの経営論そのものと、その著書「山田昭男のリーダー学」で
ふれられています。

「マネジメント革命」の副題に「燃える集団を実現する「長老型」のスス
メとあり、確かにその一冊を読み上げると未来イズムが思想として整理
されたかたちで紹介されたものとなっています。

昨日はその本の巻末にまとめられていた長老型マネジメント格言集を
写しとり塾生のみなさんに配りました。ぜひ、このブログをご覧の方も
ご一読ください。

2006年10月5日 第一刷発行 ㈱講談社
著者 天外伺朗(てんげしろう)氏 「マネジメント革命」



沖縄から連続参加の西中間夫妻、長野から参加の石黒さん、地元は
内山さん、縄田さん、菅原さん、貞池とひさびさに7名で賑わいました。

その後事例報告をしました。

まず、始めに㈱アビリティ・キューの貞池より、提案制度の取組報告
をしました。アビリティ・キューでは目標数字を持たない、提案制度の
実施。この2つを2014年度の取組として実践をしました。

目標数字を持たせないのは、ノルマを持たせないという教えからです。
営業にノルマを与えて、数字を上げさせることを目的に仕事をさせるの
は間違っていると考えたからです。ところが1年を経過して、やはり販売
目標は営業にとって、大きな拠り所になると現場からの意見で2015年
度はもとに戻すことにしました。やってダメであれば、もとにもどすも、塾
長の教えの一つです。まず、実践することが大事だからです。

根拠のないノルマを持たせるのは、やはり仕事の本質とは異なるので
もっと深く考え、あらためてチャレンジすることとしました。

次に提案制度について1年の取組成果を報告しました。
1年で99の提案(22名)が出され、そのうち51提案が採用をされました。
うち4提案が改善効果が高いということで表彰しました。年間最多提案
は26提案で4月4日の経営計画発表会で表彰をしました。また、資源
ゴミの分別の表示について提案があった社員を特別賞としました。

この提案制度の取組でもっともよかったのは、社内に多くの問題点が
横たわっていることが可視化できたこと。小さな問題や課題も含め、経営
陣が真正面で受け止め、一つ一つに答えたことです。まずは経営陣から
「常に考える」を実践したことです。

お陰で、社内ランの中の共有データをコントロールパネルで項目をまとめ
て表示し、いつでも必要情報をタッチパネル形式で呼び出すことができる
ようになりました。また、営業と別の部屋にいる私の行動が、営業の部屋
にも外出表示板を作ることで、いちいち私の所在を確認する必要がなくな
りました。このようなちょっとしたことでも改善されることにより社員のストレ
ス軽減に結びつくのではと思われます。

最近は提案は激減してますが引き続き取り組んでいくようにします。

参加者からは、提案制度は導入しているが、なかなか提案がでないとい
うことでした。また、提案に対して、頭ごなしに「これは時期尚早」と一喝し
たばかりにそれからまったく出なくなったという意見も出されました。また
500円という金額の受け止め方も社員によりあるようで、500円をもらう
ために提案なんかできないというプライドの高い社員もいます。

いろんな意見が出されましたが、やはり実践がないところに反省は生まれ
ないので、まずはやってみる。やってダメならやめる。未来イズムの真骨頂
ではないでしょうか。

続いて、長野から参加の㈱アドイシグロの石黒社長の実践報告をしていた
だきました。

テーマは「社員のやる気と差別化について』取り組んでいること箇条書き
レポートより。

石黒社長は遠い長野県よりわざわざ福岡の地へ未来塾の勉強会に参加を
されていらっしゃいます。塾長亡き後もこうして、実践報告に参上していただ
きました。アドイシグロでは平成24年度より、未来イズム導入に取組ました。
内容は書けませんので、項目だけ紹介をさせていただきます。

1、賃金制度のみなおし 成果主義から年功序列賃金制度へ移行
2、連続リフレッシュ休暇の導入 まずは3連休からスタート。今期より5連休
3、提案制度(1件500円支給) なかなか定着せず、作戦変更検討中!
4、新入社員定期採用 平成24年4名 25年1名 26年2名
5、工事台帳チェックをやめる。
6、各部へ段取り責任者の設置
7、ライフワーク委員会の設置 助成金を活用して「残業減、有給休暇増」へ
・営業部に会社携帯支給(個人携帯を使わないのでリフレッシュ休暇に対応)
・電話受付を就業時間のみ(就業後は留守番電話)
・チャイムを鳴らして労働時間を意識すう
・総務部のお茶汲みを廃止(セルフサービス化)
・電話番号ディスプレイの活用 など
8、就業規則改正し、全社員へ配布
9、資格取得奨励制度導入
10、道具手当支給
11、部会で全員月次損益を見る
12、有機溶剤の健康診断&環境測定見直し
ほか、15項目にわたって実践され、その進捗状況を報告しました。
以上は社員のやる気編です。

さらに差別化についての取組を報告していただきました。良い物を安く売らな
い(粗利重視)の営業方針に切り替えました。おかげで粗利は増えましたが、
売上ボリュームが落ちたので、新たな課題をかかえたそうです。

新規事業として「ビンテージビル・プロジェクト」をスタートさせ、新たな事業
分野を育てています。長野県では先進的事例として高い評価を得ているそうで
広告塔としての価値が高まっているそうです。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 12:10Comments(0)