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2016年01月13日

第6期 第8回ふくおか未来塾報告

未来イズム総点検

「常に考える、なぜ、なぜ、なぜ」
法政大学 経営革新フォーラム21ニュースレターのまとめ

企業成長の鍵は人財


①日本企業が生き残るためには発信性のある個性的な経営戦略が不可欠
新しい製品、新しいシステム、新しい経営の考え方が必要
個別の企業がそれぞれに新しい光を出さねばならない
②経営者の役割はいかに社員をやる気にさせ、新しい製品や顧客を開発してくれる良い人財を生み、育て、活用していくか。
・未来工業は意識的に他社がやらないことを率先してやり、社員のやる気を出させ潜在能力を引き出し成長してきた。
例えば
休暇 年140日 正月休みは連続19日
商品開発製本の提案制度 どんな提案でも500円 商品開発とはまずアイデア
経営の勝手連的活動多くの工場、営業所も社員が勝手に既成事実を作り、事後承諾で増やした。
会社は経営者ではなく社員が成長させるのである。したがって報連相は禁止。

少子高齢社会でマーケットが減っていく時代。当然今までの方式ではうまくいかない。
常になぜ、なぜ、なぜと考え、自社だけの製品、組織、経営のあり方を見つけ出すしか方法がないのである。


自社の取り組みを熱く語る縄田さん!

経営環境の厳しい現在社会において、護送船団方式はすでにありえないという貞池の発言に対し、「いや、護送船団方式はあります。社員にとって、会社は護送船団となり社員はぬるま湯に浸かった状態になることだってあるんです。」と縄田さんは切り出した。

そこで、社員が自ら考え行動する仕組みづくりとして2ヶ月に1回、スローガンを考える実行委員長を指名し、スローガンを決めさせすべての実施責任を委員長に持たせることにしたそうです。そうして最初に生まれたスローガンが「現状打開!」。現状打開について実行委員長を中心にみんなで考えます。

2ヶ月が経つと、今度は新しい実行委員長を指名し、最初の実行委員長はフォローをします。そして生まれたスローガンが「次代への挑戦!」だったそうです。こうして全員が実行委員長となり、実行委員長になった人は新しい実行委員長を補佐します。おかげで、社内は活性化をしコミュニケーションが円滑になり始めたそうです。

社員たち自らが、今までダメだと思ったところを改善し、各自が自分の予算を達成をしていこうと意欲的になってきたそうです。「おかげで上期はトントンで推移し、おそらく下期は予定通りの成果が出せると思いますよ。また、次年度計画も自分たちで計画し、今は新しい商品企画まで取り組むまでになっています。」と社員が自ら動き始めたことに大きな手応えを感じ、この調子でいくとしっかりしたナンバー2も順当に育つと話をされていました。


縄田さんの報告にしきりに感心をする内山さん

縄田さんの報告が火付け役となり、未来イズムの各社取り組みに議論百出となり、あっという間に終了時間となりました。

  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:04Comments(0)講演・活動報告