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2016年03月18日

第6期 第10回ふくおか未来塾報告




徹底討論!「成果主義vs平等主義」

その前に西中間さんが、急遽、福岡を引き上げ沖縄に帰った話を聞くことになった。今から3年前、山田塾長に出会い「自分にはこれしかないだろう」と始めた山田流経営手法だった。それは、訪販業界では当たり前の成果主義(オール歩合制)、休日も勤務時間もあってないがごとし、徹底的に管理し、売上が上がらない社員は辞めて当然の会社経営だった。

それを塾長が書いた一冊の本に出会い、これまでの常識が一転した。「よし、山田さんが言ってることを実践してみよう!」西中間さんは1、固定給月額21万円 2、年間休日約130日 3、報連相禁止を決めた。山田流にはダメならすぐに止めればいい。西中間さんは塾長に直接尋ねた。「これでよいか」と。

現場に一切口を出さず、すべて自分たちで考えさせるようにした。先憂後楽、厳しい財務にも耐え賃金も出し続ける西中間。沖縄は彼らに任せ、自分は福岡の市場を調査し、次の展開を模索していた。ところが3年目の6月まで何とか持ちこたえていたが、それから秋口にかけて、沖縄の業績が厳しくなる。「うまくいかなかったら止める」この塾長の教えを実践する。

今、西中間さんは塾長の教えをベースに社業の立て直しに取り組んでいる。やはり、「成果主義」ではダメ。徹底的に平等主義を貫き、社員が主体性をもって働く会社づくりをしないと、社員を幸せにすることができない。西中間さんの生々しい経営体験を通して、今回のテーマ「成果主義vs平等主義」について議論を重ねた塾となった。西中間さんに感謝をしたい。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 16:49Comments(0)講演・活動報告