2010年07月15日

第3回 ふくおか未来塾 報告

第3回 ふくおか未来塾/7月12日(月)18:30~21:00/天神パークビル7階

劇団「未来座」の座長・舞台監督の山田昭男塾長が、経営と芝居の接点について語ってくださいました。

第3回 ふくおか未来塾 
公開講演
『経営と芝居づくり』

第3回 ふくおか未来塾 報告
山田昭男塾長(未来工業株式会社取締役相談役)

商売は、金儲けである。売らなきゃいけない。
お客様に買っていただくには、「感動」してもらわなければならない。
そのためには、社員が会社のためにがんばろうと思ってもらうことだ


芝居には観客がいる。
観客に「感動」してもらう。
これは商売と共通している。
役者は幕が下りると感動している。

芝居では、(役者のほかに)装置・音楽・衣装・効果音・小道具などがある。
これらがよかった・・・というのはあまりよくない。
つまり、アンサーンブルである。
(ここで塾長は会社で言うところの「チームワーク」との言い換えています)
偏ってはいけない。
車の両輪とよく言うが、片方の直径が違っていたら車はまっすぐには走れない。

一般企業の社員と役者の違いについて。
役者は、もともと観客を感動させたいと思っている。
東京には200ほどの劇団があるが、(TVに出ない限り)喰ってはいけない。
役者はそれを知っている。
つまり、好きでやっているのだ。
お金ではない、やるのが嬉しい・・・「極道」である。

一般企業は違う。
どうしたら社員が感動してくれるか考えなければならない。
「馬にニンジン」という言葉がある。
走ったらニンジンをあげる・・・これは権利主義である。
農耕民族(横並びが好き)の日本人には合わない。
そうではなく、ニンジンあげるから走れ(義務主義)。
儒教の遺伝子を持つ日本人なら働くだろう。

「いい会社」のチェック項目は25ある(テキスト参照)。
全部やろうとするのは、間違い。
まずできるものを1つやる。
できたら、次のできそうなものを1つやる。

需要はいくらでもある。
売れないわけがない。

以上(抜粋)

その後、質疑応答が盛んに行われました。

また、塾生を代表して
弥栄 睦子氏(ミーズプロジェクト代表)が6月定例会の決意表明を受けて、この1ヶ月の成果(経過)報告をし、塾長から講評をいただきました。

第3回 ふくおか未来塾 報告



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Posted by ふくおか未来塾事務局 at 20:21│Comments(0)講演・活動報告
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