2011年09月15日

ふくおか未来塾第2期始まる

山田昭男塾長の訓え 報告者/石川元則

6月20日、我が「ふくおか未来塾」第2期の開講である。
 
昭和6年生れの山田昭男塾長(未来工業・創業者)は相変わらずお元気に講演するし、懇親会でも胸襟を開いて皆と話す。その食欲と話す力にもまた驚く、のである。その前に、丁度期日が重なったのが「茂吉商店・モキチ&パートナーズ」創業10周年記念日。

外山茂吉社長と中尾賢一郎・取締役とに山田さんと未来塾の話しをしていた。
第2期の始まりを告げると、創立の式典と一緒に茂吉商店会議室で開いてはどうか、との提案があった。私はこのことを貞池龍彦塾頭(アビリティキュー社長)へ相談する。しかし、やはり両方の節目である式典をごっちゃにはできないだろう、と話し合う。だが、ここは少し早めに山田さんに来福願って、記念講演をすることはできる。それで、貞池さんからお願いし、16時から茂吉商店で話された。

内容は、若い社員たちへ情報収集の有り方、新聞からの情報収集、社会の動きの本質を知れ、などとユーモアを含めて、訓えた。不景気風に吹かれるな、中小企業に不景気などはない、とも。

本日の開講式には遠く京都から初参加の出雲千虎さん(出雲千こ社長)の姿もあり、積極的に手を挙げての質問も出た。新しいメンバーが増えると活気が湧く。これには貞池塾頭も喜んだし、私たちも嬉しい。

新受講生は他に、野口健二(ネオス社長)・西村智(ブレーンコスモス社長)・坂田道亮(モーブル副社長)・古谷伸(ゼコー勤務)・栢野克己(九州ベンチャー大学・主宰)ら、加えて17名ほどが参加した。

先ずは、第1期の西依有一(福岡ビル開発・社長)から1期を終えての報告があった。

未来塾で学んだことは、出来ることはやってみること。すると社員たちが明るくなった。ここから本気になって「働きやすい会社づくり」と「後継者づくり」をやると。そのためにガラス張り経営にし、徹底的に清掃で会社を変える、と決意を語った。

塾長も本音を語る。

お客様は納得すれば高くとも買ってくれる。買いたいと思わせるにはどうするか。いかに高く売るか。価格競争に打ち勝つには少しでも“差別化”することではないか。いいモノを安くという世界は中小零細企業にはない。

未来工業は創業から46年、先に放送された「カンブリア宮殿」でも大いに村上龍・小池栄子を笑わせ、驚かせた。山田さんのサービス精神と本領発揮、そこまでヤルのかと思わせたに違いない。

演劇青年は深く人間を観察し、案に、したたかに社員のヤル気を引き出している。


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 10:48│Comments(0)
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