2012年07月20日

第3期 第2回ふくおか未来塾 報告

日時:2012年7月10日(火)18:30~21:00
場所:博多区博多駅東1-11-5 アサコビル10階5号室

テーマ:シェアをとるための戦略を工夫する
モチ報告:株式会社アドイシグロ 代表取締役 石黒ちとせ氏


第3期 第2回ふくおか未来塾 報告
報告者の石黒社長

前回に引き続き金沢工業大学の学生さんが参加。

企業の実践報告があり勉強になったので今回も参加したとのことだ。

さて、今回は長野県から参加している石黒社長の実践報告だ。

㈱アドイシグロは長野では結構名の売れた老舗の看板屋だ。

石黒さんは3代目になる。

長野オリンピックを頂点に建設業界は急降下をたどる一方。

そういった中、石黒さんは産学連携を模索し、ものづくり企業として再生を期している。

また、デジタルサインやリノベーション、OAフロアの販促など新分野へ進出し企業の体質強化に取り組んでいる。

51期を迎える今期の方針は「常に考える」だそうだ。

そして現在取り組んでいるモチは連続リフレッシュ休暇。

実際、導入するとなると新たな課題にぶつかり、「モチの導入の仕方」が塾長への質問へとなった。


第3期 第2回ふくおか未来塾 報告
未来工業㈱創業者 山田昭男氏

まず、やってみて経験することが大事。

そういった意味ではモチに取り組んでいるのは大変よろしいことだ。

企業経営は経験則でしかない。

事業には作ったものを売る見込み産業と納期がある受注産業がある。

未来工業は見込み産業で石黒さんの会社は受注産業。

日本のGDPは500兆円で世界3位となったが数字が下がったわけではない。

もし、500業界であれば1業界1兆円のマーケットだ。

自分の業界は何兆円あるか?そのマーケットを全部取っても間に合わないか?

それはないだろう。それなのに減収減益というならそれは経営に問題がある。

もっと社員を増やして売ればよい。

2000年前、孫子の兵法に己を知る、敵を知る、百戦危うからずとある。

未来工業は同業のポスターも社内に貼っている。

ライバルの商品名でも答えられるようになっている。

お客様が知らない余分なことまで全部覚えている。

理念より大切なことは目の前に存在する売上をいかに取り利益をあげるかだ。

そのためには営業をおき、社員をやる気にさせる餌をやるかだ。

人を入れるとコストがかかるとは言わずに仕事を作ればよい。

今回のテーマまでいきつかなかったが、出席者には関連の資料を提供して終了した。



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Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:27│Comments(0)講演・活動報告
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