2011年01月19日
第9回ふくおか未来塾 報告
第9回ふくおか未来塾 報告
日 時:2011年1月17日(月)18:00~21:00
場 所:天神パークビル7階
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふくおか未来塾・山田昭男新刊出版記念講演会「ドケチ対反ドケチ」
ふくおか未来塾・塾長の山田昭男さんは79歳、「もう80だよ」と笑うが、その精神と若さには学ぶもの多々あり。昨夜の講演でもまた感動した。挨拶での開口一番、岐阜も寒いですよね、という私に、「岐阜は大雪でなぁ、00では一晩で1メートル70も降ったようだよ」。…、私は北海道の積もった雪を思い出していた。寒い。
貞池龍彦塾頭のご縁のおかげであるが、こうして毎月のように福岡まで駆けつけてくださり、貴重な体験・経験からの実践論を話される。モノづくりから売り方のエピソードは実に面白く、ヒントになる。
そしてまた、食事会でのサービス振りはどうか。これまた、とても年齢を感じさせない健啖さである。私たちはどうお応えすれば…、山田さんへ喜んで頂けるだろうか…。
飄々と
淡々と
気さくに話しかける
山田昭男
その情熱はどこから
最初に未来工業のこれまでにマスコミで取り上げられたドケチというか節約術を映像で観る。それから創業者・山田さんの登壇。
(経営をしていて)安く売って儲かるはずがないではないか、と、ぼつぼつと語る。我が国のような小さな国の企業は、なんやかや言っても世界第3位の国だ。それはナゼか、いいモノを安くとつくり、世界へ売ってきたからだ。
しかし、中小企業はそれを真似して…、独り苦しんでいる。どうしてか。わたしは出来るだけ高く売るという方針できて、社員たちへの還元を重要視してきた。何故なら従業員がいなければ会社は成り立たないからだ。
300人の会社にコピー機が1台しかない。
廊下の電気は消す。事務所の社員一人ひとりの上の蛍光灯は席を立つ間は消す。
社員を育成するのに「教育はしない」「管理しない」「強制しない」方針できた。
…、(これはどういうことか?)、
私たちは岐阜本社を訪ねて初めて知ることができた。あの田圃の中の工場の守衛室には誰一人いなかったし…、廊下は暗かったし、社員食堂の280円の定食も食した。
社員たちが上司の顔色をうかがうような会社にはしない、という願いがあった。
他所からドケチと言われようがなんと言われようが、かわずのションベン、我が社はわが社だ。先ずは社員たちへの喜び優先。取引先へのいいモノ提案優先。それには「常に考える」よう仕向けてきた。創業から40年余、三代目の社長が引き継いでいる。その底流には徹底した愛情が満ち溢れている。
日 時:2011年1月17日(月)18:00~21:00
場 所:天神パークビル7階
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふくおか未来塾・山田昭男新刊出版記念講演会「ドケチ対反ドケチ」
ふくおか未来塾・塾長の山田昭男さんは79歳、「もう80だよ」と笑うが、その精神と若さには学ぶもの多々あり。昨夜の講演でもまた感動した。挨拶での開口一番、岐阜も寒いですよね、という私に、「岐阜は大雪でなぁ、00では一晩で1メートル70も降ったようだよ」。…、私は北海道の積もった雪を思い出していた。寒い。
貞池龍彦塾頭のご縁のおかげであるが、こうして毎月のように福岡まで駆けつけてくださり、貴重な体験・経験からの実践論を話される。モノづくりから売り方のエピソードは実に面白く、ヒントになる。
そしてまた、食事会でのサービス振りはどうか。これまた、とても年齢を感じさせない健啖さである。私たちはどうお応えすれば…、山田さんへ喜んで頂けるだろうか…。
飄々と
淡々と
気さくに話しかける
山田昭男
その情熱はどこから
最初に未来工業のこれまでにマスコミで取り上げられたドケチというか節約術を映像で観る。それから創業者・山田さんの登壇。
(経営をしていて)安く売って儲かるはずがないではないか、と、ぼつぼつと語る。我が国のような小さな国の企業は、なんやかや言っても世界第3位の国だ。それはナゼか、いいモノを安くとつくり、世界へ売ってきたからだ。
しかし、中小企業はそれを真似して…、独り苦しんでいる。どうしてか。わたしは出来るだけ高く売るという方針できて、社員たちへの還元を重要視してきた。何故なら従業員がいなければ会社は成り立たないからだ。
300人の会社にコピー機が1台しかない。
廊下の電気は消す。事務所の社員一人ひとりの上の蛍光灯は席を立つ間は消す。
社員を育成するのに「教育はしない」「管理しない」「強制しない」方針できた。
…、(これはどういうことか?)、
私たちは岐阜本社を訪ねて初めて知ることができた。あの田圃の中の工場の守衛室には誰一人いなかったし…、廊下は暗かったし、社員食堂の280円の定食も食した。
社員たちが上司の顔色をうかがうような会社にはしない、という願いがあった。
他所からドケチと言われようがなんと言われようが、かわずのションベン、我が社はわが社だ。先ずは社員たちへの喜び優先。取引先へのいいモノ提案優先。それには「常に考える」よう仕向けてきた。創業から40年余、三代目の社長が引き継いでいる。その底流には徹底した愛情が満ち溢れている。
報告者:石川元則
Posted by ふくおか未来塾事務局 at 14:50│Comments(1)
│講演・活動報告
この記事へのコメント
未来工業のビデオを見た後に、山田塾長による講義。
そのあと、塾長の最新本『ドケチ道』よりカルトクイズ10問が出されました。
一番回答率が高く、じゃんけんにも勝ち残った谷口さんに塾長がサイン本をプレゼント。
サイン本に使った未来工業オリジナル『ト書きペン』から商品開発、商売の仕方の話に及び、とても楽しかったです。
そのあと、塾長の最新本『ドケチ道』よりカルトクイズ10問が出されました。
一番回答率が高く、じゃんけんにも勝ち残った谷口さんに塾長がサイン本をプレゼント。
サイン本に使った未来工業オリジナル『ト書きペン』から商品開発、商売の仕方の話に及び、とても楽しかったです。
Posted by ふくおか未来塾事務局 at 2011年01月19日 15:24
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。