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2011年07月21日

第2期第2回 ふくおか未来塾報告




















山田塾長 差別化冬バージョン


どうやら台風の直撃がありそうだ。

心配をしているところへ未来工業から電話が・・・

阪本「福岡へは入れるが、明朝の予定が立たない。」

貞池「それはそうでしょう。」

阪本「次回以降、今回分も合わせて倍の時間を取るから」

貞池「それはどうも、宜しくお願いします。」

当日急遽、山田塾長の福岡入りは中止となった。

と、言うことで今回の未来塾は塾長抜きで開催することになった。

予定通り、18時30分にはほぼメンバーがそろいスタート。

自己紹介は第一回のメンバーに切り替えて行なった

舩木さん、内山さん、舩木さん、石川さん、西依さん

それぞれがプロフィール表に基づき発表をし、質問を受けながら進行。

5人が終了したところで「カンブリア宮殿」のDVDを鑑賞。

初めて鑑賞したメンバーの感想を出し合って、第2回は終了した。

  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 18:04Comments(0)

2011年06月22日

第2期第1回ふくおか未来塾


















ふくおか未来塾第2期始まる
 山田昭男塾長の訓え

6月20日、我が「ふくおか未来塾」第2期の開講である。
昭和6年生れの山田昭男塾長(未来工業・創業者)は相変わらずお元気に講演するし、懇親会でも胸襟を開いて皆と話す。その食欲と話す力にもまた驚く、のである。その前に、丁度期日が重なったのが「茂吉商店・モキチ&パートナーズ」創業10周年記念日。

外山茂吉社長と中尾賢一郎・取締役とに山田さんと未来塾の話しをしていた。
第2期の始まりを告げると、創立の式典と一緒に茂吉商店会議室で開いてはどうか、との提案があった。はこのことを貞池龍彦塾頭(アビリティキュー社長)へ相談する。しかし、やはり両方の節目である式典をごっちゃにはできないだろう、と話し合う。だが、ここは少し早めに山田さんに来福願って、記念講演をすることはできる。それで、貞池さんからお願いし、16時から茂吉商店で話された。
 内容は、若い社員たちへ情報収集の有り方、新聞からの情報収集、社会の動きの本質を知れ、などとユーモアを含めて、訓えた。不景気風に吹かれるな、中小企業に不景気などはない、とも。





















本日の開講式には遠く京都から初参加の出雲千虎さん(出雲千こ社長)の姿もあり、積極的に手を挙げての質問も出た。新しいメンバーが増えると活気が湧く。これには貞池塾頭も喜んだし、私たちも嬉しい。


新受講生は他に、野口健二(ネオス社長)・西村智(ブレーンコスモス社長)・坂田道亮(モーブル副社長)・古谷伸(ゼコー勤務)・栢野克己(九州ベンチャー大学・主宰)ら、加えて17名ほどが参加した。




















先ずは、第1期の西依有一(福岡ビル開発・社長)から1期を終えての報告があった。
未来塾で学んだことは、出来ることはやってみること。すると社員たちが明るくなった。ここから本気になって「働きやすい会社づくり」と「後継者づくり」をやると。そのためにガラス張り経営にし、徹底的に清掃で会社を変える、と決意を語った。





















「常に考える」とは・・・塾長も本音を語る。


お客様は納得すれば高くとも買ってくれる。買いたいと思わせるにはどうするか。いかに高く売るか。価格競争に打ち勝つには少しでも“差別化”することではないか。いいモノを安くという世界は中小零細企業にはない。


未来工業は創業から46年、先に放送された「カンブリア宮殿」でも大いに村上龍・小池栄子を笑わせ、驚かせた。山田さんのサービス精神と本領発揮、そこまでヤルのかと思わせたに違いない。
演劇青年は深く人間を観察し、案に、したたかに社員のヤル気を引き出している。

報告者 石川元則  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:22Comments(0)講演・活動報告

2011年05月23日

「私が塾長山田昭男氏から学んだこと」

ふくおか未来塾 第1期が終了して
イシカワ経営企画研究所
代表 石川元則 氏

















 去る5月9日「ふくおか未来塾」第1期が終了した。山田昭男塾長(未来工業・創業者)から何を学んだかを考えてみる。


 一番は、岐阜へ本社を訪ねたこと。
聞くと見るとは大違い、という言葉があるが、実際に訪ねて驚いたのは聞イタことより“凄イ”と内心唸っていた。これまで講演を聴き、マスコミの記事を読み、塾長の著書を読んでいて、(なるほど、そうれはそうだ)これなら社員たちも喜んで働くだろう、位にしか考えなかった。


 しかし、迎えて頂いた阪本課長の話しを聞きながら社内を案内して貰い、私たち一同は一歩足を踏み込んで…、えっ、と大いなる違和感を感じた。どうしてなら上場企業の会社の玄関がぼんやり薄暗く、ぱっと電気を点けたのは坂本課長だったから。


 2階の事務所も廊下も真っ暗、案内す阪本さんが点けては消した…。工場へ入ってまたまた驚いたことは、徹底したオートメーション化。ロボットがモノを造っているのだ。会社のどこかしこに貼られた看板には「常に考える」とある。「何故?なぜ?ナゼ?」とも、ある。少人数で幾つものラインが管理できるよう設計され、それでも改善を求めていた。


「私達の職場では、いつもたくさんの提案が出ています」とイラスト入りでぶら下がっている。ここでは会社のため、みんなのためのどんな提案にも1件につき500円が支払われ、最も多い社員は年数百件も出す、というではないか。いったいどんな頭を持ったひとか?会ってみたい気が起こった。


 山田塾長の言う「差別化」である。


 (ケチだなぁ…、大会社がここまでして)という気持ちが吹っ飛んでいた。創業から46年、ここまで来るのに並大抵なことでは出来あがらなかったに違いない。もし、この記事を読んで、明日から社内の電灯を消してみたらいい。どんな事が起こるか、実践したら直ぐに答えが出てくるだろう。これまで私は昼食時に電灯を消している会社は多く見てきた。


 あるいはまた、数百人の会社にコピー機が1台しかない、ということをどう考えるか。これまた幾つかあるコピー機を減らしてみたらいい、それを山田創業者は徹底して実践してきたし、これからも永久に続くに違いない。


 この差別化を裏打ちするのが「何故なぜナゼ」の「常に考える」である。


ナゼ、何のために電灯を消すのか、コピー機は1台でいいのか、そこから何を導き出すのか、まぁ、おそらく初期の社員たちの常識を覆し、悩ませたに違いない。その悩む姿をまた楽しんでいるのも創業者だったろうと思う。


 毎月1回、山田塾長は80歳の体一つで福岡へ来られ、翌日は沖縄へ。あるいはその逆コースもあるのだが、テレビで観る姿そのもので実に飄々としていて、見る人がみると、どこにもいるお年寄りである。
この人が講座に入り、佳境に入ると、


















 会社は何のためにあるか?
 何のために会社を創ったか?
 何のための経営か?とくる。あなたはどう答えますか。


「会社は儲けるためにある」「儲けたいから会社を創った」「儲からなければ経営ではない」、答えは明快で胸を衝く。それなのに、我が国は世界へ出て、世界一優秀な製品を世界一安く売り、儲けないでいる。それはナゼか。


 大企業はそれでいい。
しかし、中小零細企業はどうか。大企業の真似をして価格競争を繰り返しているではないか。未来工業はこうしたバカなことはしない。どうしたら1円でも高く売れるか、それだけを常に考えている、と訓える。


 ここに私は諸手を挙げて賛同する。(そうだそうだ、その通り)と喜んでいる。
事実、私の知る50席程度の居酒屋の亭主は大手チェーンと競争し、その時は「食材も価格も負けていない」と、手を叩いて笑いながら…、支払いに汲々しているのはどうしてか、何百何千という席数の店と50席ではハナカラ問題にならないではないか。例え話をしても、それを解ろうともしない。これでは、何のために店を始めたのか、という一から問い直さなければならない。


 早いもので、年に数回の公開講座を含め1期1年が終わり、6月20日(月)より第2期が始まる。おそらく、より実践的になる。ナゼなら、参加する塾生たちの会社がよくならないではないか。知行合一、山田塾長から学びつつ実践していく。幸いに第1期でも数社が「常に考える」と自社に活かしている。
 本当に儲けて、社員たちに喜びあふれる会社づくり、このことを真っ先に世界に先んじ46年も前から実践しているのは山田自身である。私たちは恵まれたことに傍に寄り添い実際を学んでいる。


 これより、第2期塾生を募集します。


 飛び込んできて学んでほしい。そして一緒に岐阜へ行きましょう。世の中にはこんな会社があり、こんな創業者がいて、こんな熱き想いがあることが判る。ここに生きた学びがあると信じる。
 山田昭男塾長には、どうか長生きして頂き、全国を飛び回ってご指導と遊び心を教えて貰いたい。出来たら我が故郷沖縄へも同行したい。


 今年90になる、黒瀬昇次郎翁は、
「儲け切らない経営者は失格だ。たくさん儲けて、儲けに儲けて社会に還元したほうが気持ちがよかろう」「儲けきれなかったら、どんなにヤリタクトモ、ヤレナイではないか」と、いつだったか旅の途中の機内で私に言った。(終り)  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 18:47Comments(0)メッセージ

2011年05月23日

ふくおか未来塾第1期終了 特別公開講座

日 時:5月9日(月)18:00~21:00
場 所:天神パークビル7階会議室

卒業記念報告 
ミーズプロジェクト
代表 弥栄 睦子氏
テーマ 「ふくおか未来塾で学んだこと」について一年の学びの報告がなされた。

















★最初の目標

◎未来イズムは枝でなく幹で捉える
 人間として不偏の真理であり、まるごと受け入れる事が大切
 身につけるためには真似から

◎差別化は身近なところから
 なぜ、なぜ、なぜの意味
 少しでもちがったことをやり続けることで常に考える社風が身につく

◎「やる気をおこさせる」はダメ→仕事を面白がる仕組みづくり
 よきに計らえ!の組織にするには№3までの共通認識が必要

◎カリスマ的サービス精神、裏表のない愛情


★ふくおか未来塾でのチャレンジ


















★自社の試み→一年間の結論

◎仕事とは問題解決の連続である
 終わりのない問題解決という知的生産活動が「仕事」の正体


◎「3つのなぜ」を自問自答する
 ➀なぜ、この仕事をやらなければならないのか
  やらなくても済む方法はないか、そもそも目的は何なのか
 ②なぜ、今すぐやらなければならないのか
  取り掛かっている仕事をストップしても緊急にやる必要性があるのか
 ③なぜ、自分ひとりでやらなければならないのか
  自分ひとりでやろうとしないで、社内外の協力者に力を借りられないのか

以上、弥栄さんのレジュメより


【公開講座】

















ふくおか未来塾塾長 山田昭男氏
テーマ 「社員一人ひとりがプロになれ」


会社の目的は『金儲け』
未来塾は今、岐阜・沖縄・福岡でやっている。
その中で卒業(中退)もいる。
未来塾の目的は「差別化」「やる気」が柱である。
会社を大きくしたくないという人がいる、、、それは本人の勝手である。


この会のメンバーは同友会が多い。
同友会は「いい会社になろう」という目的を持っている。
何十年たっており、2代目・3代目になってきている。
同友会は全国で4万社あり、その80%が3億円売っていない。
何十年もやっていても3億売っていない。大きくできる能力があるのか。
儲かっているのか。儲かってはいない。つまり能力がないのだ。
儲けたくなくて社会貢献したいなら、それもありだろう。


会社は金儲けである。
無能だから大きくできていない。
日本政府は経常利益4000万円が高額所得者として発表している。
8万社ある。全国に会社が265万社だからわずか3%である。
97%は儲かっていないのである。


金儲けするにはどうしたらよいか。
「いいものを安く売る」ではダメである。
いいものは高く売らなければならない。
日本はいいものを作れる国である。
日本は戦争に負けた。
しかしいいものを作って世界第2位の経済国になった。
GDPで中国に抜かれたというが、中国は日本の十倍人口がいる。


いいものを作って安く売ったら、バカだ。儲からない。
過当競争で勝てない。
大企業は儲かっているように見えるが、分母が大きいだけである。
紙口銭という言葉がある。つまりペーパーマージンのことである。
いいものを安くすれば売れるだろう。しかし儲かっていない。


会社の目的は金儲けである。
いい会社の25項目は本に書いている。
(※注 本塾のテキスト『日本でいちばん社員のやる気がある会社 山田昭男著 中経文庫』)
儲けた金で社員にいい給料を払うこと
税金を払って社会的責任を果たすこと
まず、社員にいい給料を払うには儲けなければならない。
過当競争がいいはずがない。


日本はいいものを作っている。
ネタを海外から持ってきて日本で作る。デジカメ、時計は日本が優れている。
土地が一番高いのは東京である。坪2億円。
そこで売っているのは、グッチ、シャネル、ルイ・ヴィトンなど。
日本で一番高いところで高いかばんを売っている。
日本製だったら3万円で買えるところを高く売っている。
お客さんは納得している。企業は儲かっている。
日本の製造業の経常利益は3.5%。アメリカは35%である。
金儲けの精神である。


どの業界にも先輩(先駆者)がいる。
先輩がいなかった業界に飯田(SECOM)という男がいた。
今や警備会社は25000社ある。
TVでは韓国(サムソン)に負けたという。製鉄も韓国に負けたという。
いいものは高く売らなければならない。
戦争に負けたとき、日本には人口1億人いなかった。
兵隊に行ったけど死なずに帰ってきた。結婚して子供が増えた。人口は1億人を超えた。
喰って、寝て、着なきゃいけない(衣食住)。
衣食住に金を使わなければならないから、経済はそれなりに発展した。
ところが、今、日本政府は子供に金をやる(子供手当て)という。
高校無償化、出産費用が出るところもある。産みやすくなっている。
現在地球上に69億人いる。
80億超えたら食べるものがない。飽和状態である。間に合わない。地球の砂漠化である。
一方‘05年から日本の人口は減っている。
鳩山さんはCO2を25%減らすと言った。子供手当てをやると言った。
しかし産まない。衣食住が減る。経済が落ち込む。


















『なぜ、何故、ナゼ』


リーマンショックだから日本は不況だという人がいる。
どこが引っかかったのか。
アメリカで‘08年8月サブプライムローンが引き金で9月にリーマンが倒産した。
日本は関係ないはずだ。
何故、リーマンショックなのか、おかしい。
まずサブプライム問題。
日本では家を建てて年月が経つと価値が下がるが、アメリカは価値が上がる。
アメリカでは、価値が上がるから銀行はお金を貸す。貯金しないで使う。
日本人は貯金する。1500兆円ある。
アメリカは使いまくり、貸しまくり、また使う。
日本はそのときアメリカに物をよく売った。
‘08年8月、値が下がった。何故だかわからん。
アメリカでは、金は全部使ってしまい、家はとられてしまった。
借りた金を債権に代えて売った。買ったのはリーマン。引っかかった。
ヨーロッパも引っかかった。スイス銀行は13兆円。それでもピンピンしている。
日本ではみずほ、野村くらい。
その野村がリーマンを買い取った。日本の倍の給料を払ってまで。
日本が一番引っかかっていないはずだ。日本だけデフレ。なぜだ。
デパートで買うのをやめた。家を買うのをやめた。
‘73年には200万戸の新築が建った。失われた10年で100万戸。今80万戸。
世界で引っかかっていないのは日本だけ。なのにデフレ。
リーマンショックという言葉に踊らされている。
そういうことで言えば、「ウーロン茶」という言葉もすごい。
ウーロン茶一品で100億円売り上げている。
中国ではウーロン茶というのはない。なぜ日本人はウーロン茶飲むのか。
「ウーロン茶」という言葉に踊らされ、健康にいいというイメージが植えつけられたのか。


『差別化だ!』


人口が止まったから経済が止まった。
それでも過当競争している。今までと同じように過当競争している。
ヨソと違うことをしなければならない。
日本は農耕民族だからヨコ並びが好きである。
村八分が怖い。だから過当競争する。
差別化しろ!
あそこが100円ならウチは90円。なぜマケるのか。


お客様は神様といった歌手がいた。
神様だけど闘いだ。自分からマケたらおかしい。
全社をあげて「なぜ」に取り組む。
なぜウーロン茶を飲むのか。なぜリーマンショックというのか。
生きていくための差別化だ。


誰が差別化するのか。
社長か。社長一人でできるのか。
いや、社員だ。全社員でするのだ。
社員にがんばってもらうためには『エサ』をやる。
『エサ』で言葉が悪ければ『モチ』をやる。これでモチベーションがあがる。
社員たちががんばろうと思ってもらわなければならない。
お客様は神様だけれど、ネギられれば会社の利益は減るのだ。
売りが100、仕入れが70ならば利益は30
10%の値引きは33%の利益が減ることである。
どうやって儲けるかだ。


「売れ、売れ」と言うのは社長。売れて喜ぶのは社長。
客は敵、、、だけど神様。
やっぱり買っていただかないといけない。
お客様第一主義・お客様のニーズに応える、などいろいろな表現があるが
私は『お客様を感動させる』と言っている。


















感動させればお客は買ってくれる、、、ピッタリくる表現だ。
お客様を感動させるのは誰か。社長か。違う。社員だ。
社長は使いものにならない。
1円あれば、サルでも株式会社を作れる。くだらん人間(社長)でも会社は作れる。
お客様を感動させるのは、社員だ。
質のいいものを作る。感動するものを作る。全社員でやる。
どれだけ社員を感動させられるかだ。


未来工業はエサをやっている。
沖縄(未来塾)はエサをテーマにしている。どういうエサをやったか。
(一例)
社員の結婚式に呼ばれたら3万円出す。(結婚式を挙げたらではない・呼ばれたら、である)
一人3万円、二人以上は6万円どまり。10人でも6万円。つまり一人当たり6千円。
二人しか呼ばないだろうということである。


慰安旅行について


未来工業では800人の社員が慰安旅行に行く。5年に1回海外に行く。
一番初めは、’75年、10周年のとき。月商1億売って約束通り海外に行った。
また違う機会には、ミステリー旅行をやった。
800人に-5℃から30度に対応できる着替えを持ってくるように言っておいた。
800人が空港でアミダくじを引いて行き先を決める。
パリ(-5度)からハワイ(30度)まである。
飛行機が落ちてもミステリーだからどこに行っているか家族はわからない。
よく、事故があると家族が現地に行っているがどこに行ったかわからないのだ(笑)。


今回はエジプト旅行にした。
ピラミッド貸切だ。よく貸したものだ。
50問クイズを出し全問正解したら1年間休みである。
その問題は2ヵ月半前に発表している。
しかしデモ(内政不安)で中止になった。
キャンセル料6000万円取られた。
(未来工業は報連相禁止だから文句は言えない)


次は(懲りずに)東南アジア旅行を企画してきた。
ここでも50問クイズをやり全問正解で1年休みを企画してきた。
しかし東日本大震災が起こった。
茨城工場と仙台支店で大きなダメージを受けて社員から中止を申し出てきた。
そこで残った1億円は寄付することにした。

―了―  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 12:16Comments(0)講演・活動報告

2011年04月12日

第12回 ふくおか未来塾 報告

第12回 ふくおか未来塾 報告

日時:2011年4月11日 18:30~21:00
場所:㈱メディエイター6階会議室


■報告者 サン・フカヤ有限会社 舩木 治氏







今回はサン・フカヤ有限会社の舩木 さんより未来イズムの実践報告がされた。
舩木 さんは、新天町で創業55年になる喫茶店を営んでいる二代目経営者だ。
平成9年に経営を引き継ぎ、経営の勉強を熱心に取り組み最近では「ながかロール」「手作りハンバーグ」「ふわふわ卵カレー」「具だくさん焼サンド」「抹茶白玉パフェ」など積極的に新メニューをリリースしている。
http://www.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fsun-fukaya.net%2F&h=c34b7

その舩木 さんが何と取り組んだのが、蜂蜜を使った食品加工品「蜂蜜ジャムゼリー」。商品コンセプトは「蜂蜜を風味そのままに食べやすくジャム・ゼリーの形に」とこだわることで、製品化にたどり着くまで多くの人々との出会いを生んだ。


蜂蜜は栄養価も高く、健康食品としても古くから認められ、愛好者も多いが、たれてべとつくために日常食としては敬遠されがちである。この商品開発によって、まったくジャム感覚で利用できるため、蜂蜜愛好家にはたまらない話となる。さっそく、私たちも試食をし、その味の確かさと食べやすさを確認した。


昨年、福岡県産業デザイン奨励賞を受賞、阪急百貨店特別賞も同時受賞をしたそうだ。商品は近日リリース予定だ。また、この蜂蜜ジャムを使用した新メニュー「ぷるぷるハニートースト」は瞬く間に人気メニューに躍り出た。





さっそく山田塾長は舩木 さんの取り組みに、未来イズムの一つ「差別化」という点で評価をした。また、味の点も「おいしい」と高く評価をした。ご自身も毎朝、蜂蜜を食べていて味の違いがわかったようだ。アイスクリームに乗せる、もっと固めてデザートに出すなど次々と具体的なアイデアが飛び出た。売り方については自社の電工マックの事例を出しながらアドバイスを送った。

報告者:貞池龍彦

  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 18:13Comments(0)講演・活動報告

2011年03月28日

第11回 ふくおか未来塾 報告

第11回 ふくおか未来塾 報告

日時:2011年3月14日 18:00~21:00
場所:福岡安全センター会議室


■福岡安全センターを訪ねて



 今回の地震の後で、なおさら重要性を知ることのできた「命の安全」、その安全を年中無休24時間体制で守っているのが福岡安全センターである。私はこれまで、こうした活動は消防署に民生委員、あるいは役所に社会保障、あるいは病院関連・障害者団体・警備保障会社(私のマンションに加入している人たちがあるので)などが支えているものと考えていた。が、打ち破られた。福岡安全センターのような民間会社が守っていた。
 60名余の社員・パートさんたちが緊急な一人の患者さんというか会員さんに三名体制で当たっている。



 内山守太社長は、未来イズムで教わった「常に考える」を今年より取り組んでいた。事務所のあちこちに未来工業を見習い貼り出してある。笑ったのは男トイレの張り紙、そこには「ご子息の躾で、きれいです」とあった…。



 90%以上が女の社員だという。確かにこうした細やかな心配りの仕事はそうだろう、と思う。そして、この社員たちの連携と提案こそがお客様を守り、より働きやすい環境づくりとなる。高齢・半健康社会にあって、未来イズムの考え方はますます重要視される。

報告者:石川元則

  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 16:21Comments(0)講演・活動報告

2011年02月18日

第10回ふくおか未来塾 報告 

第10回 ふくおか未来塾 報告 
日 時:2011年2月14日(月)18:00~21:00
場 所:天神パークビル4階


今回から塾生による自主的運営がスタート。
トップバッターはノアノア代表の菅原弘さん。
小型船舶操縦士 講習教員の資格をお持ちの菅原さん、経営を航海術に例えてプレゼンテーションする、これまでにない(差別化!)した発表をされました。


指針、羅針盤など経営用語の多くは航海用語から来ていると解説


その後、山田塾長より総括が行われました。


― 「経営指針と羅針盤」 ―

ふくおか未来塾2月例会(2月14日)は、塾生・菅原弘さん(ノアノア代表者、自由なもの書き)の「経営指針と羅針盤」がテーマで面白く為になった。



初めてハンド羅針盤なるものを手に持ち方位を知る。

私たちはよく会社を船に例える。
さてさて、私たちの会社はどこの港へ向かうのか、その目的は何か、船長(経営者)の仕事は何か、などと耳にするし、話しもする。しかし、山田塾長(昭男)ではないが、海図も羅針盤の実物を見もせずに話していることが、私には恥ずかしかった。何より、広い海に出て運命を共にする船員たちをどうするのか。そこへの思いが至らなかった。航海計画へ真っ先に書き込まなければ始まらない点だった。



目的地へ無事に到着するための各自の役割と自覚、そして責任だ。そして到着した喜びと報酬のあり方は、どうか。どうにかしたら私たち経営者は社員は働いて当たり前という錯覚に陥ることが多々ある。

そこで菅原さんは、役割を「心構え」「情報収集」「海図の読み方」「航路の選定」「気象・海象・潮流・旧暦」などをあげ、経営指針書(計画書)への落とし込みを道具を使って説明。これが解りやすく面白かった。これならどんな船員でも理解できるだろう、と思える。

 何より自社に目指す北極星を上げることを考えた。
 私の北極星は何か、と。

報告者:石川元則

  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 18:24Comments(2)講演・活動報告

2011年02月07日

ビデオ鑑賞会 報告

2月5日(土)17:00~20:00、中央区警固2-13-21 パインヒル警固3階の
アビリティ・キュー会議室にて
ふくおか未来塾の山田塾長出演のビデオ観賞と
未来工業見学のミニ報告のあと、フリーディスカッション。
少数メンバーでしたが内容の濃いディスカッションでした。

林田さん、差し入れも有難うございました。  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 00:03Comments(0)講演・活動報告

2011年01月25日

2月5日(土)ビデオ観賞会のご案内

TVQカンブリア宮殿(1月20日放映)に登場した、未来工業株式会社 創業者 山田昭男さんのビデオ観賞会を下記の要領にて開催します。

2月5日(土)17:00~20:00予定
場所 中央区警固2-13-21 パインヒル警固3階
アビリティ・キュー会議室
普段着でOK、経営者じゃなくてもOK、ふくおか未来塾のメンバーじゃなくてもOK、もちろん無料です、飲み物ほか差し入れ大大大歓迎!

当日の映像を見損ねた方、社員とともに鑑賞したい方、学びを深めたい方、初めての方、どうぞ気軽にお越し下さい。

参加ご希望の方はこちらまで
http://www.fukuoka-mirai.net/contact
  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 09:08Comments(0)お知らせ

2011年01月21日

カンブリア宮殿に山田昭男塾長出演

昨日のカンブリア宮殿はとても分かりやすく面白かったですね。
制作スタッフの方、かなり苦労されたのではないかと思います。
未来工業の取締役相談役の山田昭男氏は、月に1度、福岡に来られて、未来イズムの実践ができる経営者の育成に努めておられます。
ぜひ一緒に勉強しませんか!

カンブリア宮殿
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110120.html
ふくおか未来塾
http://www.fukuoka-mirai.net/  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 15:17Comments(0)お知らせ

2011年01月20日

1月20日午後10時~塾長、カンブリア宮殿に登場

先日、山田塾長(未来工業創業者、取締役相談役)がしきりに話をされていましたカンブリア宮殿の放映は本日TVQです。ぜひ、ご覧下さい。ビデオ収録が出来る方はお願いします。

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/yokoku.html  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 19:40Comments(0)お知らせ

2011年01月19日

第10回以降、ふくおか未来塾の方針

次回からの塾の運営・進行を塾生の持ち回りで行なうようにします。

企画から動員・運営・進行すべて、2名体制で、2次会も含め

常に考える・・・どのように進行をするのか
必ずひと工夫・・・これまで未来塾でやってないことを織り交ぜる
ホウレンソウ禁止・・・特に塾頭・事務局へのホウレンソウは禁止
よきに計らえ・・・あれはダメ、これはダメ・・・は一切ありません


大いに失敗し、楽しく学び実践しましょう。

  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 14:55Comments(0)お知らせ

2011年01月19日

第9回ふくおか未来塾 報告

第9回ふくおか未来塾 報告
日 時:2011年1月17日(月)18:00~21:00
場 所:天神パークビル7階

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ふくおか未来塾・山田昭男新刊出版記念講演会「ドケチ対反ドケチ」




ふくおか未来塾・塾長の山田昭男さんは79歳、「もう80だよ」と笑うが、その精神と若さには学ぶもの多々あり。昨夜の講演でもまた感動した。挨拶での開口一番、岐阜も寒いですよね、という私に、「岐阜は大雪でなぁ、00では一晩で1メートル70も降ったようだよ」。…、私は北海道の積もった雪を思い出していた。寒い。
貞池龍彦塾頭のご縁のおかげであるが、こうして毎月のように福岡まで駆けつけてくださり、貴重な体験・経験からの実践論を話される。モノづくりから売り方のエピソードは実に面白く、ヒントになる。

そしてまた、食事会でのサービス振りはどうか。これまた、とても年齢を感じさせない健啖さである。私たちはどうお応えすれば…、山田さんへ喜んで頂けるだろうか…。

 飄々と
 淡々と
 気さくに話しかける
 山田昭男

 その情熱はどこから

最初に未来工業のこれまでにマスコミで取り上げられたドケチというか節約術を映像で観る。それから創業者・山田さんの登壇。
(経営をしていて)安く売って儲かるはずがないではないか、と、ぼつぼつと語る。我が国のような小さな国の企業は、なんやかや言っても世界第3位の国だ。それはナゼか、いいモノを安くとつくり、世界へ売ってきたからだ。

しかし、中小企業はそれを真似して…、独り苦しんでいる。どうしてか。わたしは出来るだけ高く売るという方針できて、社員たちへの還元を重要視してきた。何故なら従業員がいなければ会社は成り立たないからだ。

300人の会社にコピー機が1台しかない。
廊下の電気は消す。事務所の社員一人ひとりの上の蛍光灯は席を立つ間は消す。
社員を育成するのに「教育はしない」「管理しない」「強制しない」方針できた。

 …、(これはどういうことか?)、

私たちは岐阜本社を訪ねて初めて知ることができた。あの田圃の中の工場の守衛室には誰一人いなかったし…、廊下は暗かったし、社員食堂の280円の定食も食した。

社員たちが上司の顔色をうかがうような会社にはしない、という願いがあった。

他所からドケチと言われようがなんと言われようが、かわずのションベン、我が社はわが社だ。先ずは社員たちへの喜び優先。取引先へのいいモノ提案優先。それには「常に考える」よう仕向けてきた。創業から40年余、三代目の社長が引き継いでいる。その底流には徹底した愛情が満ち溢れている。

報告者:石川元則
  


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2010年12月16日

第8回ふくおか未来塾 報告

第8回ふくおか未来塾 報告
日 時:12月13日(月)18:00~21:00
場 所:水炊き長野

第8回目のふくおか未来塾は未来イズムの成果発表(途中報告)&忘年会

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【学んだこと】

●商売は儲けることである
 ○そのためにはお客に喜んでもらう
 ○お客に喜んでもらうには社員が喜んで働いてもらう
 ○社員に喜んでもらうには差別化していく

●差別化について
 ○質的によい差別化をしなければならない  例)お客様が喜ぶこと
 ○そのためには、まず手始めに量的にたくさんのことを差別化していく(小さなことでも)
 ○私にとっては一種の「カイゼン」であった
 ○「ドケチ道」によれば、差別化の発想には日常と違った経験が必要であるとあった
 ○「わが社しかできないこと」と「わが社にでもできること」の違いがあることに気づいた

【今後の取り組み】
様々な経験を通して、お客様が喜ぶ差別化を図り、「わが社しかできないこと」を見出し、
実施して行く

報告者:菅原 弘


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塾長より
「忘年会で報告があったのは珍しいなあ。どこでも質問はあるけどな。」
「どこの経営者も話は面白がって聞くけど、実践はできねえなぁ。
大事なことはやってみることだよ。」

実践がないと具体的な質問が出てきません。来年はぜひ実践を通じて、個人的にでも塾長に質問ができるように取り組みましょう。

当日、山田塾長のコメントで印象に残ったのは
「差別化というと、人のマネはしてはいけないと勘違いをする人がいる。
とことん人のマネをやって、少し変えてみる。これが差別化の一歩だ」
何度も聞かされたフレーズだが、何一つ実践ができていない自分には、いつも新鮮に聞こえる。
今度こそ実践だ。

報告者:貞池龍彦


  


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2010年11月17日

第7回ふくおか未来塾 報告(その2)

第7回ふくおか未来塾 報告
日 時:11月8日(月)18:00~21:00
場 所:天神パークビル7階会議室

テーマ「あなたの会社、ホウレンソウ禁止できますか?」

今回のテーマについて塾生の中で討議した後、塾長より下記のような講話があった。

ホウレンソウを提唱した会社は2代目になって倒産した。
ホウレンソウは大きな組織、役所や大企業なら必要かも知れないが中小企業には必要ないだろう。
なぜ中小企業がマネするのか。
今は1円あれば(サルでも)会社がつくれる時代だ。
つくった者が社長になるのだが、もしかして社員のほうが賢いかもしれない。
オールマイティーの人間などそうはいない。
毛利元就の「3本の矢」だ。みんなで考えるのはいい。

営業日報の話が出た。
ウチは報告禁止だが、日報はある。
それは日報を書きたいという社員がいるからだ。社員に不満を持たせてはいけないからだ。
(たぶん、ウソ八百書くのだろうから、読んでも意味ないが・・・)
社員には日報は書くなと言ってある。紙とボールペンがもったいない。
無駄な経費は掛けない。そしていかに社員が気持ちよく仕事してもらうか、だ。
ウチの工場では制服がない。
日本の会社はヨコ並びが好きだから、制服を支給している。
ウチはやらない。自由な服でいい。
その費用を現金で渡す(これがミソ・かみさんには内緒の小遣いだ)。
社員に喜んでもらわなければならない。

会社の目的は金儲けだ。
ウチの工場を見てもらったが、入場料2,000円もらっている。
(今回は未来塾・同友会ということで無料)
年間1万人来る。2,000万は全部儲けだ。
日本の97%の会社がたった4,000万を稼げない。
政府は法人税を上げると言っている。関係ないだろ。
みんなで考えろ。
工場見学で経費といったら・・・・「未来せんべい」くらいか。
報告禁止だから、誰がせんべいをつくったか知らない。
ウチでは、自分で考えろと言ってあるから、考えたらまずやらせる。
考えたヤツはうぬぼれている。
一度やらせる。ダメだったらすぐ止める。(責任は問わない・同じ失敗したら責任を問う)
不満を持たせないことだ。コミュニケーションもない。
考えたらすぐやる。
未来せんべいもそうだ。

日本人はすぐ「いいモノを安く」と言う。
どうやって儲けるつもりか。
儲けなければ給料は払えない。
それなりの給料は払わなければならない。
社長は675万人いて、4,000万稼いでいるのは15万人。
タクシーの運転手は年収200万円、JALの操縦士は4,000万円。払い過ぎだろう。
だから倒産した。

社員に喜んで働いてもらう。(いいモノをつくり高く売る)
そして儲ける。(そうすれば社員に給料が払える)
これが会社だ。


以上

報告者:菅原 弘


※カッコ内は今までの講話や本などから学んだことで、このレポート報告者が補足しております。
  


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2010年11月12日

山田昭男さんに学ぶ「常に考える」頭脳のあり方

第7回ふくおか未来塾
11月8日(月)天神パークビルにて

― 山田昭男さんに学ぶ「常に考える」頭脳のあり方 ―


 山田昭男さん(未来工業・創業者、岐阜県)を塾長に招いての「ふくおか未来塾」は、春先に貞池龍彦さん(アビリティキュー社長)からの呼びかけで始まった。毎月の研究会の流れで去る10月8日から一泊で未来工業を塾生7名で訪ねる。
 目的は、山田さんの
「他社との差別化」
「社員に喜んで働いてもらうには」
「ほうれんそうもノルマも要らない」現場を観ることと神髄を探り出すことである。




昨月11月8日には、その報告と「ほうれんそうを無くすには」を全員でディスカッションしてみた。「ほうれんそう」とは報告・連絡・相談の頭文字から考案者の山崎富冶(ヤマタネ証券二代目)が実行し、全国へ広がった。昭和57年3月のことである。

 もし自分たちの会社で報告・連絡・相談の必要無しとした場合、どういうことが予想できるだろうか?私は混乱に次ぐ混乱で…、とても仕事にならないだろう、と考えていた。最初は私の想像した通りの意見が出ていたが、途中から変わってくる。
「ほうれんそうを無くすることは社員を信じることになるではないか」
「ほうれんそうを必要としない社風に変えればいい」などと。
それではどうするか、となった。
「社員を管理しようとするから、ほうれんそうを徹底させようとしているのではないか」
「社員を認めてないから」
「経営者が一人の人間として反省し、謙虚に社員の意見に耳を傾けることではないか」
 しかし、果たして実行できるだろうか。
 中には、どう進めていけばいいのか、その手段が判らない、とも言う。



 ここで、じっと聴いていた山田塾長登場、口を開く。
 ほうれんそうをしないということは社員の不満をいかに減らすか、に尽きる。経営者は常に考える。社員の満足を。未来工業には制服が無い。どうしてか、全員が同じような作業服を着せられ、そこに喜びがあるだろうか。それよりは自分の好きな服を着て、洋服代を会社から現金で貰ったほうが嬉しいのではないか、そう考えた。
 我が国は97%が中小零細企業の国だ。その中小企業が大企業の真似をして幸せがあるか。大企業という組織体では権限が要るが、中小企業では要らないだろう。権限を持つことがエライということか。それよりは権限を社員たちに持たせて、喜んで仕事に役割に頑張って貰うほうがどれだけいいか。
 常に改善するという問題意識を持ち、提案するほうが仕事人として遣り甲斐があるだろう。人間誰でも提案したことを否定されたら、そこに不満が生まれる。しかし、自分で考えたことはヤラセテ貰えることにしたら、そこに責任が伴うと同時に喜びがあるではないか。社員旅行のクイズを回答したら1年間休めるということも、自分たちで考え、自分たちで実行していることである。考えれば幾らでも解決策はある。

報告者:石川元則
  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 11:35Comments(1)講演・活動報告

2010年11月01日

未来工業見学ツアー報告(5)

未来工業見学ツアー報告の第5弾です。

未来工業ツアー1
http://kotetsunotawagoto.blog74.fc2.com/blog-entry-971.html
未来工業ツアー2
http://kotetsunotawagoto.blog74.fc2.com/blog-entry-972.html

報告者:山本啓一
  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 15:37Comments(0)講演・活動報告

2010年10月20日

未来工業見学ツアー報告(4)

未来工業(株)見学では本当にお世話になりました。

社屋の暗さには大変驚き、正直に申し上げて気持ちが良いものではありませんでした?

でも、製造業の厳しい競争を生き残るためには、
考える以上に日々革新の戦いの証であると思いました。

入りを計り出る制す、足るを知る!

まさに、どけちの経営道を貫かれてある、山田昭男塾長の生き様を見せ付けられた
思いです。


報告者:西依有一
  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 16:45Comments(0)講演・活動報告

2010年10月18日

未来工業見学ツアー報告(3)

山田 昭男 塾長 in 岐阜ツアー


8日は工場見学をさせて頂き、麦とろ本店で未来鍋に白菜などを”わしづかみ”して鍋奉行する技を訓えて頂きましたことに感謝。

9日は塾長は風邪気味なのに終日”迷ガイド”をして頂き、昼食では鮎の骨のはずし方までご教授でなく伝授して頂き、その上二日間ご馳走になり感謝。

帰福する駅では私達を最後まで見送って下さる暖かいお心には、出来の悪い私ですが、涙 がでました。

お風邪の具合はその後如何ですか?何の役にも立たない私ですが心配してます。

塾長のお蔭様で、お土産にミソせんべいに金蝶饅頭・ミョウガやひょうたんまで買えたので大変満足しました。

報告者:牧原啓子
  


Posted by ふくおか未来塾事務局 at 22:01Comments(0)講演・活動報告

2010年10月14日

山田塾長著の最新刊がでました。

山田塾長著の最新刊です。工場見学に行くととてもよくわかる!




『ドケチ道』―会社を元気にする「生きたお金」の使い方
山田昭男・著 東洋経済新報社¥ 1,575

第1章 ドケチとは、社員にコスト意識を植えつけること
第2章 社員をやる気にさせる「反ドケチ」作戦
第3章 自主性と自覚をもったプロ社員の「反ドケチ」な育て方
第4章 ミライイズムは終わらない
第5章 「勘違いドケチ」をしてはいけない  


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